ソフトボールマガジン12月号 | ソフトボールを愛する人にお届けするブログ

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ソフトボールマガジン12月号の特集

「エースの矜持」

に元闘犬センターのエースで、日本の
大エースの西村信紀(現環太平洋大学
監督)の記事が掲載されています。

矜持という言葉の意味が分からず調べ
てみたところ、

自分の能力を優れたものとして誇る気
持ち。自負。プライド。


だそうです。

記事の内容はこのようなものというよ
りは、大学の指導者としての考え方が
中心になっているようです。

この西村監督のピッチャー理論につい
て、杉本さんは常々

「西村の理論は難しすぎる。」

と言われます(笑)

確かに初心者や女子などでは、指導を
受けてもなかなか理解できないでしょ
うし、それを身体で表現できないこと
が多いと思います。

あまり杉本さんと意見が違わない私で
すが、この見解については少し違った
意見を持っています。

私がピッチャーの端くれということも
あるのでしょうが、この西村君の理論
通りに投げることが出来ると、今まで
とは違った世界が見えてくると思って
います。

しかし、いくら理論を理解して、トレ
ーニングを続け、投げ込みを行ったと
しても、西村投手と同じボールが投げ
られないことに気が付き、がっかりし
てしまうことになるでしょう。

手の長さ、足の長さ、指の長さ、関節
の柔らかさ、筋力など人によって違っ
きます。

その関係でその人のフォームは自然に
決まってくるものだと、私は思ってい
ます。

学ぶは「まねぶ」から始まると言われ
ます。

西村投手から指導を受けて、西村投手
の投げ方を真似てピッチャーを始めて
も、よく似てはいるものの、やはり違
ったその選手なりのフォームになりま
す。

当然ボールもその選手なりの回転をす
ることになります。

どうやっても西村投手のようなスピン
のボールは投げなれないのです。

これが悔しい、悲しい(笑)

けれどこの日本一の理論と時術を習得
できれば、もっと速いボールが投げら
れる、もっと鋭く曲がる変化球が投げ
られる可能性が出てくるのです。

やってみる価値はあります!

指導法も一つではありませんし、いろ
いろな指導法の中から自分にあったや
リ方を見つけ、自分の得意なボールを
磨くしかありません。

自分の目指すべきところは、スピード
なのか、変化球なのか、コントロール
なのか、緩急なのか、見極めて下さい。

どこかに自分の生きる道があるはずで
す。

55歳になった私も今だにいろいろな
ことを試しています。

ただ染み付いたものはなかなか消える
ことがなくて、上手くいかないことも
多いですし、変わった(変えた)と思
って映像で見てみると、ほぼ変わって
いないという現実に愕然とすることも
あります(笑)

フォームを変えるってとっても難しい
ものなんですよね。

今度西村君に教えてもらおうかな(笑)

今日はここまでにしますね。