オフィシャルソフトボールルール(解説) | ソフトボールを愛する人にお届けするブログ

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平成2年福岡国体の群馬県戦でホーム
ランを打って、ホームに帰ってきた
弘瀬拓生選手を迎えているところです。

この写真と本文には全く関係はありま
せん(笑)

一昨日のブログでご紹介した埼玉県庁
戦を、今のオフィシャルルールブック
で確認してみましょう。

当時のルールブックはありませんが、
このあたりのプレーに関するルールは
変更されていないと思いますので、現
行のルールで問題ないと思います。

実は私、ソフトボールを始めてかれこ
れ40年になりますが、オフィシャル
ルールブックを読んだのはこれが初め
てです。

読んでみると結構「ドキッ」とするこ
とが規定されています。

さてルールブックの

ルール11抗議

の中の11-2抗議出来る場合には次のよ
うに書かれています。

2.審判員のルールの適用の間違い。

これによって、あのプレーは抗議でき
るプレーであることは間違いないよう
です。

ただ、この項の一番最後に(注)があ
って

試合中、抗議できるのは監督だけであ
る。


とも書かれています。

ということはチームのオーナーには抗
議する権利はないということであり、
審判はオーナーの抗議を無視すればよ
かったことになります。

さらに、11-3抗議の時期には次のよう
に規定されています。

1.抗議に関する意図の通告は、次の
  投球動作に入るまでか、守備側の
  全員がフェア地域を離れるまでに、
  速やかになされなければならない。


ということは抗議の時期も遅かったこ
とになりますね。

こうなっているということは、闘犬セ
ンターにあのプレーに対する抗議の権
利は、ランナーの進塁がおかしいと気
がついた時点で、なかったということ
です。

これは今更ルールブックを読まなくて
も分かっていたことではありましたが、
文字で確認するとはっきりとしますね。

「社長、あんたに抗議する権利はない
 が!」


と言ってやりたいものです(笑)

だいたいオーナーが何か言い出した試
合は勝ったためしがないのです。

見方のチームの人間も試合するのが嫌
になるような雰囲気になるんですね。

長く闘犬センターでソフトボールをや
りましたが、草創期にはオーナーが関
係するこのような問題がたびたび発生
しました。

みんなその勢いに負けてしまって、結
局言いなりになっていましたが、誰か
ルールを守らせるようにはできなかっ
でしょうかね。

無理かなあ~、無理ですよね。

そして私が一番「ドキッ」としたルー
ルがこれです。

10-7違反とペナルティに次のように書か
れています。

1.プレイヤーや監督は、相手チームの
  プレイヤーや役員または観衆に対し
  て、名誉を傷つけたり侮辱を与える
  言葉を吐いてはならない。


当たり前のことではありますが、こうや
って文字なっているとは・・・

反省です。

今日はここまでにしますね。