闘犬センターイズム(2) | ソフトボールを愛する人にお届けするブログ

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昨日のトヨタ自動車「江口監督」
高校時代からの同級生であり、

「高知パシフィックウェーブ」

の監督兼選手の「岡本さん」です。

先日の金沢市での「マスターズ大会」
への道中、日本ソフトボール協会の
派遣役員として金沢に行かれる、岡本
さんと車の中で話す機会がありました。

岡本さんも「闘犬センターの強い時代」
を知っている世代であり、まだ現役で
プレーをしている数少ない選手の一人に
なりました。

彼もまた、昔の強かった時代を知る者と
して、現状を憂いている一人でもありま
した。

「試合前に相手チームの人間と、ニコニ
 コしゆうがが分からん。」


「相手になめられちゅうような気がする
 んですけど。」


「負けることに慣れたらいかん。」

なかなか思うようにならない成績と、監
督としてどうやってチームを引っ張って
いけばいいのかという苦悩が滲んでいま
した。

「場数を踏むこと。」

「成功体験を積むことで、自信をつけて
 いくこと。」


今思いつくことは話させていただきまし
たが、今の選手たちが自分たち流の

「勝ち方」

を見つけるしかないと思います。

強かった昔のやり方を、今の選手にやら
せようとしても、それは無理なことでし
ょう。

選手もいい子ばかりで、昔の様な強烈な
キャラクターを持ちあわせてはいません。

また、あのようなやり方が良いというこ
とでもありません。

しかし勝負ですから、負けるのは悔しい
ですよね。

それは勝つことを知り尽くしている岡本
監督が一番悔しい思いをしていることだ
と思います。

若者たちよ、勝つために何をすればいい
のか、何を変えなければいけないのか、
何が足りないのか、考えて練習してみま
しょう。

今の子供たちはあなた達の姿を見てソフ
トボールをやっています。

闘犬センターの「と」の字も知らないの
です。

あなた達の中に少し残っている

「闘犬センターイズム」

のようなものが、何か役に立つことがあ
ればいいなあと思って見ています。

先日今は部長になった「笹岡君」に会っ
た時に、

「山崎さんの書いちゅう通りです。」

「あいつら力あるんです。」

「ちょっとしたことなんですけど、それ
 が出来ないんですよね。」


と言われていました。

岡本、笹岡両君などとは、ソフトボール
に対する「共通理解」がいまだにあるん
だなあと思ったことでした。

OB達がいろいろな所で、このような考え
方を言葉を変え、形を変えながらも、ソ
フトボール界に残してくれていることを
嬉しく思います。

今日はここまでにしますね。