全日本実年ソフトボール大会(2) | ソフトボールを愛する人にお届けするブログ

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この大会では宮崎県の旭化成フィフティ
ーズの西村武士投手(元旭化成延岡)や
鳴門クラブの関原投手、三友クラブの
安武投手という実年では、指折りのピッ
チャーと対戦することができました。

旭化成の西村投手は壮年では投げていな
かったようで、コントロールに苦しみ、
抜け球も多くまだまだという感じでした
が、後半は左ピッチャー独特の右バッタ
ーの内角に曲がってくるボールを投げて
いましたので、これからが楽しみですね。

関原投手については以前も紹介しました
が、壮年時代の大活躍があり、50歳を
過ぎて増えた体重のせいかスピードも落
ちてきて、実年では厳しいかと思ってい
ましたが、いやいや彼の能力はそんなも
のではありませんでした。

この全日本実年大会も2回連続の準優勝
に続いて、今大会は優勝に輝いています。

彼の凄さは、どの大会に行っても彼一人
で投げ抜いて優勝しているということで
しょう。

いったい普段どんな練習をしているので
しょうか。

そのうち話を聞きに行くと、昨日約束し
ましたので、ご飯でも食べながらいろい
ろ聞き出してみたいと思います。

さて、三友クラブの「安武投手」です。

申し訳ありませんが、若い頃は存じあげ
ません。

「安武投手」の存在を知ったのは、西日
本壮年大会だったと思います。

印象は

「元気なチームがいるなあ。」

でした。

そしてベンチにいるスコアラーのお嬢さ
ん(?)が

「うるさいなあ。」

でした(笑)

「安武投手」はその時既に50歳を超え
ておられたと思いますが、スピードもあ
ってコントロールされたボールを投げて
おられました。

で、私たちはなかなか「三友クラブ」
んに勝つことが出来なかったんですね。

カテゴリーは「壮年」から「実年」に移
っても、その流れは変わりませんでした。

「土佐土建」はスピードのあるピッチャ
ーは苦にしません。

どちらかというと、「軟投派」を苦手
します。

どの大会でもそこそこ「安武投手」を攻
略するのですが、打ち崩すというところ
まではいかず、こちらが守りでミスを重
ねて敗戦するというのを繰り返していま
した。

今大会のプログラムを見てみますと、こ
「安武投手」は「61歳」になられた
ようです。

準々決勝を見させてもらっていたら、ボ
ールが以前よりスライドするようになっ
ていました。

気になったので、すれ違った時に

「ボール、スライドさせてます?」

と聞いてみました。

すると、

「その方が楽なんで。」

という答えが返ってきました。

誰もが加齢に苦しめられています。

その中で失っていくスピードやキレを、
何かで補って行くことを考えられ、練習
しているようです。

今大会は私のバッティングの調子が良く
打つことができましたが、次は対策を練
られて簡単にはいかないと覚悟していま
す。

この方にも機会があれば、ゆっくりお話
聞かせていただきたいと思っています。

熊本の深見君とも知り合いだということ
がわかりましたので、彼にも協力しても
らうことにしましょう(笑)

この年寄りの戦い、以外に反響が大きく
て驚いております。

見ていた方は面白かったゲームだったか
もしれませんが、やっている者としては
情けないゲームでもあったんですよ。

頭の中は昔のようなプレーをイメージし
ていますので、そのギャップにガッカリ
します(笑)

「情けない!」

仕方のないことですけどね。

今日はここまでにします。