
昨日の話の続きをしましょう。
ブログをアップしたら現役の高知県選抜
の選手からコメントをいただきました。
何かが足らない、それはいったい何なの
かを探してくれるようです。
コメントをくれた選手は今のチームの中
では、ベテランの域に入るようです。
私なんかが見ると、まだまだ若造で、こ
れからの選手なんですけどね(笑)
自分がやれるうちは、やって見せて若者
を引っ張っていく方法もありますよ。
岡本監督も老体にむち打って現役を続け
ているわけですから、まだまだ老けこむ
のは早いとおもいます。
昔の闘犬センターが強かったのは、普通
じゃなかったからじゃないかなと思うよ
うになりました。
プレーも、雰囲気も、態度も、野次も、
そしてそこにいる選手自体が普通じゃな
かった。
高知県のクラブチームが日本一というこ
と自体、普通じゃないんです。
「こいつらおかしい。」が
「こいつらやるぞ。」に変わり、
「この人たちは怖い。」になりました。
非常識も長く続けていると、常識に見え
て来るということでしょうか。
昔の方が良かったなんてことを言ってい
るのではありません。
いわゆる
「温故知新」
を考えてみてはどうですかと言っている
つもりです。
今のやり方では勝つ確率が低いのなら、
昔のやり方の良かったところを見て、今
のソフトボールでやっていないこと、忘
れ去られていることを、今風にアレンジ
してやることで、状況は変わるのではな
いかなということです。
それを伝えてくれる人がまだ生きていま
す(笑)
知識としてではなくて、自分で経験して
いる人は強いですね。
失敗した時にどうすればいいかも知って
いますから。
道具も選手も、技術も進化していますの
で、昔のままでは通用しません。
どうやって相手が嫌がることが出来るか
だと思います。
相手にとって一番簡単なのは、やること
が分かることです。
例えばノーアウトランナー1塁としまし
ょう。
次のバッターがバントが下手だというこ
とが分かると、守備は簡単になりますよ
ね。
攻撃側からすると、何が出来るかの中か
らプレーを選択するよりは、相手が一番
想定してないプレーは何か、または一番
やられて嫌なプレーは何かを考えてプレ
ー出来ると、チャンスは広がります。
確かにホームランは1本で1点が入りま
す。
ヒットを打って、送って、かき回して、
やっと1点では効率が悪いです。
まして今は、そのホームランが簡単に出
る時代ですが、それでも得点が入らない
試合はあります。
その時にやることを練習していない、や
る手段を持っていなければ負けるという
ことになりますね。
ホームランが打てる時はどんどん打ちま
しょう。
それが一番楽しいし、気持ちいいと思い
ます。
打てない時どうするかです。
そのまま負けるのか、なんとかして勝ち
に行くのか。
このままだと勝てないことが当たり前に
なってしまうことが怖いですね。
すみません、ちょっと説教臭くなりまし
た。
今日はここまでにしますね。