闘犬センターは強かった?(17) | ソフトボールを愛する人にお届けするブログ

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これは平成11年の熊本国体の総合開会
式の時の写真になります。

今朝の高知新聞に衝撃的な見出しが載っ
ていました。

「35年振りに男子出場なし。」

昨日、一昨日と愛媛県で開催されていた
和歌山国体の四国予選で、少年男子と
成年男子が敗れて、国体に出場出来なく
なって、なんとこれが35年振りだと言
うことなんだそうです。

少年女子が頑張って出場権を獲得してく
れましたので、全種目出場なしとはなり
ませんでしたが、寂しい結果になりまし
た。

試合結果は昨日のうちに連絡がありまし
たので知っていましたが、まさか35年
振りの出来事だったとは、新聞を読むま
で知りませんでした。

愛媛県が国体開催に向けて全競技強化し
てきていますので、厳しい戦いになると
いうことは想像していましたが、それよ
りも高知県のソフトボール自体の弱体化
という問題ではないかなとも思います。

35年前というと1980年ということ
になります。

昭和55年ですね。

闘犬センターの創部が昭和53年ですか
ら、ちょうどその活動の時代にかぶるこ
とになります。

ただ、闘犬センターの国体初出場は、
1982年、昭和57年の群馬国体にな
りますし、その後4年間は県予選で負け
たり、四国予選で負けたりして国体に
出場していませんので、闘犬センターも
国体で活躍するまでには、結構時間がか
かっています。

国体出場が当たり前みたいになった後は
9回の優勝を経験することになりました
が、厳しい組み合わせに初戦から苦労す
ることが多かったですね。

勝負なので負けることもありますし、や
ってみないと分からないものですが、今
回の結果は戦う前から予想されたもので
した。

成年男子は本戦に出場することになった
愛媛県との試合でした。

この予選には杉本さんが帯同していまし
たので、少し話を聞くことが出来ました。

結果は1-3での敗戦でした。

手も足も出ないということではないので
すが、これでは勝てないという感じのお
話でした。

簡単にフライを上げる。

転がしていけと指示しても、結果はフラ
イ。

転がす練習もしているけれど、試合では
転がす事が出来ない。

飛ぶボール、飛ぶバットの弊害とでも言
うのでしょうか、ソフトボールが雑、
大雑把になったような感じはありますよ
ね。

実力差がある時は何とかなるのかもしれ
ませんが、今の時代だと2点、3点は
セーフティーリードではありませんし、
前回大差で完勝した相手に、大差で完敗
する可能性もあります。

その試合の状況に合わせた攻撃の仕方を
身に付けていないと、コンスタントに勝
ち続けるということは難しいかなと思い
ます。

私達は良い時代にソフトボールをしてい
たなと思う反面、後輩たちにあえて厳し
い言葉を送りたいと思います。

みんな勝ちたいと思って練習をして、絶
対に勝つという強い気持を持って試合に
臨んでいます。

誰にも負けない練習をして、誰にも負け
ない強い心で試合が出来る準備をしてく
ださい。

それでも負ける事があります。

そしたらもっと考えましょう。

もっと練習しましょう。

それしかありません。

闘犬センター時代は、今より恵まれてい
たことは否定しません。

けれど金銭的、戦力的に恵まれていたか
ら、勝ち続けられたわけではありません。

何か他のチームとは違うやり方、考え方
があったからだと思います。

それはあの時代、あのメンバーだから出
来たことだと片付けることなく、今のメ
ンバーで何をどうやれば勝てるかを考え
てみてはどうでしょうね。

試合である以上、勝ちたいですものね。

今日はこのブログを読んでくれている、
後輩たちへのメッセージになってしまい
ました。