海外遠征(2) | ソフトボールを愛する人にお届けするブログ

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二度目の台湾は他の2チームと一緒の
親善試合でした。

始めての海外のチームとの試合でもあっ
て、少々緊張ぎみで臨んだ試合でした。

この当時アジアで強いと言われていたの
は、台湾とフィリピンでした。

事前の情報はたったこれだけ。

こちらもチームが出来て3年目くらいの
何の実績もない状態でした。

試合前もノックや練習の様子をみてれば、
だいたいの実力は想像出来ますよね。

「やれそうだ!」

ちょっとしたことで人間は強気になるこ
とができます(笑)

スコアまでは覚えていませんが、試合に
は勝つことが出来ました。

この時対戦した台北市のチームは、何年
後かに高知を訪問して、再び試合をする
ことになります。



この時のキャプテンは杉本さんでした。

試合当日、オーナーが闘犬センターだけ
別のホテルで朝食を摂ってから試合会場に
行くと言い出しました。

そのホテルのオーナーの姪っ子さんが
当時の台湾の女性としては身長が高くて、
結婚相手が見つからないということで、
チーム内で一番身長の高かった「私」
その相手にしようと言い出して、急遽
顔を見に行こうということになったので
した。

本当は杉本さんの方が身長は高いのです
がこの話に杉本さんが乗ってこないので、
私に順番が回ってきたというものでした。

全員集合して移動、お粥の朝食を食べて
二人で写真を撮ってでおしまいでした。

そして試合会場に移動していた時のこと
でした。

「お杉ちゃんがおらん!」

今頃です(笑)

宿泊していたホテルで集合した時も、
食事の時も気がついていませんでした。

なぜ誰も気が付かなかったのかは、未だ
にわかりませんが、その時は会場に移動
しているバスの中まで、誰も気が付かな
かったんですね。

「どうしよう。」

と思っているうちにバスは試合会場に着
きました。

するとそこには杉本さんの姿がありまし
た。

「どうやって来たが?」

と聞くと、すごく機嫌悪そうに

「起きたら誰っちゃあおらんき、びっく
 りしたわ!」


「仕方ないき、ホテルの人に聞いてタク
 シーで来た。」


さすが杉本さんです!

他の選手ならオロオロするばかりで、ホ
テルで迎えに来てくれるのを待っている
ことになりますよね。

こんなアクシデントを乗り越えての試合
でした。

杉本さんは一回寝るとなかなか起きない
ことがありましたので、これ以降は朝
杉本さんの起きているのを確認すること
を忘れることはなくなりました(笑)

闘犬センター内の規律と、どんなことが
あっても対応できる対応力は、こんなこ
とから養われていきました(笑)

今日はここまでにしますね。