世界の中の日本 | ソフトボールを愛する人にお届けするブログ

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これはいつの「JAPAN」でしょうか。

「7」ですので青山選手のユニフォーム
でしょうから、第1回のジュニアの世界
選手権の時のものだと思います。

この1枚が手元に残っていました。

さて、今朝facebookで世界選手権の
バットの検査の様子を、西村監督がアッ
プしていました。

昔は検査などはなくて、それぞれの国が
それぞれの国のバットを使っていました。

これは事前合宿の練習試合から感じてい
たことでしたが、

「どうもバットが違う。」

感じなんですね。

体格とパワーの差はいかんともしがたく、
それが飛距離の違いであることは間違い
ないのですが、バットとボールが当たる
時の

「音」

が違うことに気が付きました。

日本のバットはボールと当たると

「カーン」とか「キーン」

とかいう「バットの音」がしました。

アメリカを代表とするチームが打つと

「ボコッ」とか「ゴン」

とかの「ボールの音」がするんです。

この違い、分かっていただけますか?

その当時日本で売られていた海外メーカ
ーのバットは

「ルイスビルスラッガー」

だけだったような気がします。

このバットも日本製の金属バットに比べ
ると、金属が硬くて厚いという感じだっ
たんですけど、アメリカチームが使って
いるバットなんかは、

「硬い金属の棒」

のように見えていました。

大会期間中に練習をしているところに
アメリカのメーカーさんが来て、

「このバットを使って下さい。」

とバットを何本か持ってきました。

メーカーは

「EASTON](イーストン)

日本では見たこともないメーカーでし
たが、試しに使ってみるとその飛距離
の違いに驚きました。

日本製のバットとは5mから10m
くらい違うって感じでしょうか。

パワーの差を痛感していた日本チーム
は、こぞってこのバットを使い始めま
す(笑)

これがきっかけかどうかは知りません
が、この後イーストンは日本で発売され
ることになりました。

技術だけでなくて、世界の道具を知るこ
ともあったのが、この頃の世界選手権だ
ったですね。

今は日本の道具が一番良いのかもしれま
せん。

世界選手権やオリンピックで非力な日本
人選手が対等に戦えるのは、研究熱心な
日本のメーカーさんのお蔭かもしれませ
んね。

今回の世界選手権にはどんな秘密兵器を
持ち込んでいるんでしょう(笑)

大会が終わると各国の選手が道具の交換
を言ってくるんですが、この時は日本
チームが大人気でした。

やはり日本製はクオリティーが高いので
入れ替わり立ち代わり、選手がやってき
ては、

「シューズを交換してくれ。」

「スパイクを交換してくれ。」

「ジャージを交換してくれ。」

と言ってきました。

その交換品がボロボロだったり、見るか
らに

「安物」

だったりしましたので、断りたいんです
ね(笑)

良かったのは日本人はサイズが小さいの
で、サイズを聞いて諦めて帰る選手が
多かったのは助かりました。

今回の世界選手権はどんな人間模様が
みられるのでしょうか。

帰国したら西村監督にでも聞いてみまし
ょう(笑)

今日はここまでにしますね。