日本一のピッチャー(壮年) | ソフトボールを愛する人にお届けするブログ

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鳴門クラブの関原投手です。

彼は私と同級生で、一般でも一流のピッ
チャーでしたが、所属したチームが徳島
県のチームで、四国予選では必ず闘犬セ
ンターと対戦しなくてはいけませんでし
たし、ソフトボールの場合ピッチャーが
9割を決めると言うものの、チームと
チームの戦いです。

彼一人の力が突出していても、なかなか
勝てるものではないですね。

生まれた場所と、時代が違っていたら
日本を代表するピッチャーになっていた
かもしれません。

その彼が全国に君臨したのが、『壮年』
40歳以上のカテゴリーに入ってからの
このになります。

出る大会のほとんどを彼のいる「鳴門
クラブ」が優勝
するという状態になりま
した。

若いころの豪快さを残しながら、円熟味
を加えて連戦連勝の状態でしたね。

ピッッチャーは彼しかいませんでしたの
で、全部先発して全部完投するという
スーパーマンのような活躍でした。

ただ全員に対して全力投球といのでは
もちませんので、下位打線相手だと手を
抜いておいて、ここは打たれてはいけな
い人に対しては、本気で投げるという
スタイルで投げ続けていました。

驚かされるのは試合前のフリーバッティ
ングでも彼が投げていたことでした。

「よく投げるね。」

と声を掛けると

「お世話になりゆうので。」

とケロッとした表情で投げていました。

壮年の全国大会は二つありますが、
この二つの大会が続いてありますから、
なかなか両方出ることは、体力的、経済
的、そして日程的に難しいものがありま
す。

この「鳴門クラブ」さん、その両方に
参加されて連続優勝のような離れ業を
何回もやられています。

私達の「土佐土建」は高知県で開催され
たマスターズ大会で1回優勝しただけで
すので、40歳以降は彼に頭が上がりま
せん。

公式戦でも2回対戦していますが、2連
敗中です。

下位のバッターが簡単にヒットを打つの
で、調子が悪いのかなあと思って打席に
入ると、昔のままのすごいボールを投げ
ているではありませんか。

「おいおい、さっきのボールと違うぞ。」

と言うと

「お前たちは、イカン。」

と目の色を変えて必死に投げていました。

どうも杉本さんと私には打たれるわけには
いけないようでした(笑)

けどこの対戦はとても楽しく、ワクワク
する対戦になりました。

「わ、本物や!」

って感じでしょうか。

お互いに若いころに戻って対戦しているつ
もりだったのでしょうね。

連戦連勝だった「壮年」を過ぎて「実年」
になると、さすがの関原投手も長年の疲れ
と加齢と体重の増加で、ボールのスピード
とキレを失ってきて、なかなか勝てなくな
ってきましたが、まだまだ頑張って投げて
います。

またどこかで対戦できたらいいなあと思っ
ています。

お互い怪我をしないいように頑張りなしょ
うね。

今日はここまでにしますね。