資料 | ソフトボールを愛する人にお届けするブログ

ソフトボールを愛する人にお届けするブログ

ソフトボールがもっと上手になりたい、勝ちたい、テクニックが知りたい方に、カリスマたちの貴重な情報をお届けします。



先日香川に帰った大木君からお借りした
資料を見てみました。

この写真のような新聞の切り抜きや、
コピーがたくさん綴られていました。

資料の半分はソフトボールの記録に
関するものでしたが、残りは闘犬セ
ンターの存続に関わる二つの大きな
事件に関するものになっていました。

一つの資料は、闘犬センターが多額の
負債を抱えて、民事再生手続きを行う
ようになったことから、

高知県を揺るがすことになった

「県のやみ融資事件」

の報道関係のものがあります。

この事件は直接ソフトボールと関係した
わけではありませんが、闘犬センターの
名前でソフトボールができなくなった
原因でしたので、そういう意味では私達
にとっても大きな事件でした。

大木君がこの事件にこれほど興味を持っ
て、新聞を切り抜いたりして資料として
持っていたことの方が、私には驚きでし
た。

もう一つは高知国体に関する資料です。

これも高知県のソフトボール界のみなら
ず、日本ソフトボール協会までを巻き込
んでの大事件になってしまいました。

私はこの時期プレーヤーではなくスタッ
フとして関わっていましたので、自分の
今後の身の振り方(ソフトボールを続け
るか等)を考える必要もありませんでし
た。

そのせいでしょうか、この資料を見てみ
ても、何かあまり記憶がないんですね。

おかげで見入ってしまって、気が付いた
ら夜中になってしまっていました。

この2つの事件の嵐の中にはいましたの
で、新聞の連載などには必ず目を通して
いたはずなんですけど、ものによっては

「こんな記事初めて見た。」

としか思えないものもたくさんあります。

わざと記憶しないようにしたとか、忘れ
ようとしたとしか思えない感じです。

「ソフトボールが続けれれなくなるんじ
 ゃないか?」


とかいう不安を抱えながらプレーしてい
選手達を見ながら、自分たちではコント
ロールしようもないところで、どんどん
話しが進んでいく、大きくなっていく
とっても不安定な時期でした。

この資料の中には

「今シーズンは闘犬センターで活動」

「闘犬センター解散」

「オール高知として活動」

「日本リーグ不参加」

「高知パシフィックウェーブとして活動」

3年ほどの期間でのこれまでにはなかっ
た大きな動きが記録されています。

「ああ、こやって終わったがや。」

「この事件がなかったら、まだ続いちょ
 たがやろうか?」


「なんでこんなことになったがかな?」

みたいな思いがあらためて浮かんできま
した。

この結果、活動場所を求めて高知を出る
者、高知に残って活動を続ける者に分か
れざるを得なかった選手たちの心の中に
は、さまざまな葛藤があったことだった
でしょう。

選手紹介も古い方たちの紹介がほぼ終わ
りましたので、この時代に活躍した選手
たちの紹介をして行きたいと思います。

さてさて、どんな感じの紹介になるんで
しょうか?

私も楽しみになってきました。

今日はここまでにしますね。