
1984年熊本市で行われた第30回
全日本一般男子ソフトボール大会の時
の写真になります。
背番号「10」を付けるこの方が、
闘犬センター三代目キャプテンの
「平松雄治選手」
になります。
平松さんは先日ご紹介しましたように、
「西部オート」からの移籍組になりま
す。
いわゆる「外様」ですね(笑)
西部オートから移籍して来られた方が
比較的短い所属に終わっている中、
平松さんは長く闘犬センターで活躍
されました。
そして初代松田純夫さん、二代目杉本
さんに続いて三代目のキャプテンに
就任されます。
その時の監督が小学校、中学校と同級
生だった杉本さんだったということも
ありますが、その面倒見の良さが一番
の決め手だったと思います。
この大会優勝した後の「胴上げ」、
それも平松さんの「胴上げ」は、闘犬
センター史上最高の高さの胴上げでし
た。
平松さんが小柄ということもありまし
たが、嫌な負け方で3位に終わった
全日本クラブ男子のあとの優勝で、
喜びが多きかったことが、この高~い
「胴上げ」になりました。
本当に面倒見の良い方で、プライベー
トでもお世話になりました。
私だけでなく、杉本さんや佐竹君ちの
子供たちもどれだけ平松さんのお世話
になったか知れません。
ありがとうございました。
子供たちはみんな平松さんの身長を
大きく追い越して、上からものを言う
ようにまで成長しました(笑)
あ、選手としても俊足、好打の外野手
として、大活躍をされました。
レフト平松、センター杉本、ライト
田中雄二と並んだ外野はたいていの当
たりは捕ってもらえるという安心感が
ありました。
杉本さんも監督就任時から平松さんと
二人でとインタビューでたびたび語っ
ていますので、不安でいっぱいだった
監督生活のスタートも、平松さんの
存在は大きかったと思います。
ただオーナーは最後まで、
「あいつは外様。」
という警戒心を持っていましたね(笑)
生え抜き以上に長く闘犬センターに
貢献した方なのに、それは残念なこと
でした。
かと言って、生え抜きをそんなに大切
に扱ってくれたわけじゃないので、何
を基準にそんなことを言っていたんで
しょうね(笑)
本当に分からないオーナーでした。
今日はここまでにしたいと思います。