選手紹介(12) | ソフトボールを愛する人にお届けするブログ

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昨日までご紹介していました

「田中雄二さん」

中学校、高校、大学とずっと同級生で
闘犬センターにも一緒に入ってきた、

「山沖浩三さん」

です。

見た目よりずっと繊細な人で、それが
なかなか理解されないので、

「あいつは変わっている。」

とか

「あいつは、よく分からない。」

とか言われていました。

先日お会いした元群馬教員の浦野さん
も、

「あいつは何を考えているか分からない
 ので、結構打たれたよ。」


と笑って言われていました。

山沖さん独特の感性で生活されていまし
たし、プレーにもそれが現れていました。

中学校時代はバレーボール部で、中村高
校でソフトボールを始めます。

元々外野手でしたが、闘犬センターでは
セカンドなんかも守っていました。

活動は昭和56年と昭和57年の2年間
だけになります。

山沖さんの地元の大方町(現黒潮町)で
試合があったのですが、その試合の時に
何かあったんでしょう。

こちらから見ているとやる気なさそうな
感じでプレーしていました。

そこに監督の田中規夫さんが一言、

「やる気ないがやったら、帰れや!」

そしたら山沖さんは、

「はい、帰ります。」

と帰ってしまいました。

「あれあれ???」と思って見ていました
が、山沖さんの姿を見たのは、それが最後
になってしまいました。

山沖さんらしいと言えば山沖さんらしいで
すが、「ん?これでええが?」と思ってし
まう退部になってしまいました。

もう少し活躍できた方だと思いますので、
ちょっと残念な出来事でしたね。

今日はここまでにします。