
いよいよ昭和53年
「闘犬センター」の誕生です。
それでは、どうぞご覧ください。
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第5号のメニューはこちらです。
■チーム誕生
■編集後記
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■チーム誕生
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昭和53年のシーズンが始まりました。
高知県ソフトボール協会に正式登録
して、
「闘犬センター」
のソフトボールの輝かしい歴史の
幕開けです。
オーナー弘瀬 勝、監督田中規夫、
コーチ田中啓介、キャプテン松田純夫
の指導の下、選手が切磋琢磨して
真剣にソフトボールに取り組み始めま
した。
田中規夫監督の掲げた目標は
「ソフトボールを通じて立派な社会人
となる!」
すみません、言葉は少し違っているよう
な気がしますが、内容はこのようなもの
でした。
ここで全国のみなさんにお詫びとお断り
をしておきたいと思います。
上記のように闘犬センターソフトボール
部は、ソフトボールを通じて経験や訓練
を行い、社会人としても通用する人間形
成をするものとして結成されました。
監督からも練習中はもちろん、試合中で
あっても相手を攻撃するような言動に
対しては、厳しく注意されたことを
思い出します。
選手間の競争は厳しく、練習中も喧嘩で
はないかと思うほど激しい意見のぶつか
り合いや、対立が起こることもしばしば
ありましたし、高校を出たばかりの
私たちにはとても恐い監督や先輩達でし
た。
練習中にふてくされて、監督から鉄拳
制裁を受けた同級生もおりました。
決して大人しいチームではありませんで
したので、声の良く出る、いい意味で
ファイト溢れる元気なチームでした。
それが全国大会に出るようになって、
力が上のチームに挑んでいくときに、
時として相手を攻撃するようなヤジを
飛ばすようなこともありました。
弱いイヌがワンワン吠えているような
ものです。
実際に一番最初に全日本総合(当時は
一般男子)に出場した時に、旭化成に
子ども扱いされた(試合内容もヤジもで
す。)ことがくやしくてたまらなかった
ことから、ソフトボールで負けないこと
はもちろん口でも負けないと思ってしま
ったようです。(このことは第3号の
大会記録のところでも少しご紹介しまし
た。)
当初はファイトを前面に出してという感
じでしたが、チームが強くなるにつれて、
相手をバカにしたような発言だったり、
ここに言葉にすることもはばかられるよ
うなヤジもあったように思います。
振り返ってみますととても恥ずかしく、
スポーツマンとしては恥ずべき言動で
あったと反省をしております。
今更と思われる方も多いとは思いますが
、闘犬センターの歴史を振り返る前に、
まずお詫びをしておかなければいけない
と思っておりました。
最近昔のことを言われますと、必ず
「申し訳ありません。強いということを
勘違いしていました。」
とずっと謝っております(汗)
これも間違いなく闘犬センターの歴史で
す。
結成当初、県内では全くと言っていいほ
ど人気のない、言い方を変えると嫌われ
者のチームでした。
オーナーがお金で選手を集めてきたのだ
から、勝って当たり前。
そんな風に思われていましたし、県内の
有力チームは
「闘犬だけには負けるな!」
と闘志を燃やしていました。
お金をもらって集まってきたわけでは
なかったし、一生懸命練習もしていまし
たので、あまり気にしたことはありませ
んでしたが、夜街に飲みに出るときには
「闘犬センター」
のネームは隠していました(笑)
変な振り返りから始まってしまいました
が、闘犬センターの言動で不愉快な思い
をされた全国の選手や関係者、観客の
皆さんにこの場を借りてお詫び申し上げ
ます。
申し訳ありませんでした。
今回はここまでにしますね。
次回からソフトボールの振り返りです(笑)
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■編集後記
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最後までお読みいただいてありがとうござ
います。
来月は沖縄で「打倒闘犬センター」で頑張
っておられたコザスポーツの皆さんの取材
をさせていただくことになりました。
どんな話になるか今から楽しみです。
(山崎 浩誌)
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沖縄報告を一つ。
試合では何度か勝たせていただきましたが、
お酒となると太刀打ちができません(笑)
高知の人はお酒が強いとよく言われますが、
私の個人的な意見としては、
「沖縄県人が一番飲める!」
と思います。
全国を回って試合をさせていただいた経験
からすると、東北の方がじっくり腰を据え
てお酒を飲まれると、一番強いのではない
かというイメージを持っています。
高知はたいしたことありません(笑)
今日はここまでにしたいと思います。