オーナー弘瀬 勝氏(その7) | ソフトボールを愛する人にお届けするブログ

ソフトボールを愛する人にお届けするブログ

ソフトボールがもっと上手になりたい、勝ちたい、テクニックが知りたい方に、カリスマたちの貴重な情報をお届けします。



昨日に引き続き、大阪球場での

胴上げの様子です。

何回かオーナーの胴上げやりましたが、

その都度私たちの心に「悪魔」が顔を

出し囁きます。

「落そうか!?」

怪我でもしたら大変なことになりますので、

実際に落としたことはありませんでしたが、

小さな声で

「やる?」「落す?」ってみんなの顔色を

うかがっていたことを思い出します(笑)

今日は少し誉めてあげましょうかね!

子どものような心をお持ちだったオーナー

でしたが、太っ腹な人でもありました。

私たちは25年間の闘犬センター時代、

部費などの負担は一切ありませんでしたし、

道具もプロ野球の選手と同じ若しくは、

それ以上の物を使わせてもらいました。

それも欲しい物、使いたい物は制限なく!

遠征の道中の飲み食い代、雑誌代、

煙草代等々全部買ってくれました。

ですから私たちは自分の小遣い程度を

持っていれば十分でしたし、家を空ける

事以外家庭に負担を掛けることがなかった

ことが、25年間も続けられた理由でも

あります。

高知県という地域的な不利も、オーナーの

経済的な援助によって克服し、日本リーグ

や国体、その他の全国大会に行かせて

いただきました。

高知の田舎のクラブチームが、

日本リーグに参加するなんて、誰も想像

出来なかったでしょうし、どうせすぐに撤退

するこらいに思われた方もいたでしょうね。

1回の遠征費が約100万円、それにもろもろの

雑費、ユニフォーム代に道具代、革ボールも

ナイターの練習場所が山を切り開いた所

でしたから、ファールを打って山に入ると

もう回収不能「あ~あ、また1,000円消えた。」

とよく言ったものでした。

たぶんですが、私たちが25年間でソフトボール

で使った金額は2億円くらいになるんじゃない

かと思います。

すごい金額ですよね!

この金額のほとんどをオーナーが負担して

いたのですから、少々のわがままは許して

あげてもいいのかもしれませんが、

本人が「わしは金は出すけど、口は出さん。」

って言っていたのですから、ダメですよね

「君臨すれども、統治せず。」のはずが、

「君臨するし、統治もする。」になりました

色々口を出すし、わけの分からないことを

言い出すし、突然怒るし、困った人でもあり

ました。

私たちはそのストレスを解消するために、

遠慮なくお金は使わせていただきました(笑)

一度大会中の夕食に焼肉屋に行った時には、

一晩で30万円使ったことがありました。

オーナーごちそう様でした。

そして、ちょっとやりすぎたかなと、今頃に

なって少しだけ反省しています。