
この写真の車が、昨日ご紹介した
アメリカで釣り用品を買いに行った
時に、乗っていたレンタカーです。
当時カーナビなんかありません。
英語の簡単な地図を見ながら、
なんとかたどりついたものでした。
今日はオーナーの子どものような
ところをご紹介するんでしたね。
オーナーは試合前日になると、
明日の事が心配でイライラして
寝られないので、いつも遅くまで
選手を残して、ご飯をたべさせる、
ゲームをやらせる(当時お店に
インベーダーゲームが入っていたので、
よくやりました。)、などなど・・
一番良くない遊びがトランプでした。
トランプ自体は何の問題もないのです
が、子どものような心をお持ちの方
です。
「自分が勝つまでは終わらない!」
というルールをお持ちでした(涙)
これは遅くなってきて、帰りたく
なったら、アイコンタクトで
「そろそろ負けて、終わるぞ!」
ってサインが出ます。
オーナーが勝って
「よし、お前ら遅くなる前にかえれよ。」
(もう十分遅くなってますけどね(笑))
って言わせて終わりになりますが、
最後気に入らないのが、
「やっぱり最後は、ワシが勝つよ。」
って言う言葉です。
我々は心の中で、
「あんたが勝たんと終わらんろう!」
ってつぶやきながら帰るのが、いつのも
光景でした。
皆さんはこんなのをご存知でしょうか?
トランプで最初に抜けた人が、負けた人の
手を叩けるゲーム(?)を。
次に抜けた人から順番に、手を重ねて置いて
いって、勝った人がそれを上から叩くのです
が、叩く瞬間に負けた人は手を引いてもいい
というゲームです。
これをやるとオーナーの機嫌がすごく悪く
なることになるんです。
なぜかというと、私たちは一応スポーツマン
です。それもオーナーよりはそこそこ若いと
きています。
このゲームをやると、手を引く時はオーナー
が一テンポ遅れますから、オーナーは手を
思いっきり叩かれます。
たまたまオーナーが一抜けして叩けることに
なったとしても、運動神経の良い私たちは
さっと手を引いてしまうので、オーナーは
思いっきりテーブルを叩くことになります。
これが可笑しいので笑いたいんですが、
バカにしたようになってオーナーが怒り出す
と面倒なことになるので、笑いを必死で
こらえなければいけないという、別の試練が
待っていました。
終わって店を出てから、皆で大笑いをしたこと
が何回もありました。
こんなことになるのが、毎回でしたから
「おい、トランプしよう!」
って言われるのが恐怖でさえあった、
試合前日でした。
オーナー40歳くらいの時の、お話しです(笑)