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サンディの今日もワイン

サンディがワインと本についてあれこれ言います。

2020年2月3日(節分)サンディは永眠しました。18年間ありがとう。
ひきつづき、ワインと本についてあれこれ言います。

読書時間:6.0h
一読:あり
再読:あり
R指定:なし
著者:ジェイムズ・リーバンクス/訳:濱野大道
原題:The Shepherd's Life - A Tale of the Lake District
刊行:2018年7月
価格:920円+税
出版:早川書房
#一万円選書
本本本本本本本

 

600年続く羊飼いの暮らし
 

1Helfted
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.........

 

著者の農場は、ピーター・ラビットの舞台である湖水地方にある。このあたり

 

羊は半分野生で、飼うというのは正しくない。
牧場と表現しないのは、そういうことだろう(たぶん)

 

夏-毛刈りと干し草作り
秋-羊の売買
冬-干し草を与える
春-羊の出産
 

作業はざっくりこんな感じで、何世紀も前から変わっていない。

訳者あとがき
訳者の方が書いているように、「夏」であれば、夏のエピソードが綴られているだけで、時系列ではない。
羊飼いの作業は変わらない、時系列なんて意味がないと言いたいのかもしれない。


羊飼いの仕事は『私たちの世界にどれほど無縁なのかは、汚物を眼にしたときの怯え具合で判断できる』という世界である。
今では、観光などの副業もしないと充分な収入が得られない。
それが600年も続いているのはなぜなのか。

著者の見立ては貧困と孤立した立地だが、とある詩人が環境保護活動を始めたのは大きい。
といっても景観のためで、羊飼いのためではなかったが
600年も続いた尤もたるのは、誇りだと思う。

 

著者は地域では珍しい大学出で、都会で仕事をした後に農場へ戻った。σ(゚∀゚ )オレ なら戻らない
羊飼いは著者にとってライフワークで、過酷でも儲からなくても、受け継がれていくだろう。

 

......

 

正直、最初は入り込めず、6時間も費やしてしまいました。
続編も読もうと思ったのは、都会の喧騒からの逃避かノスタルジーか、自分でも分かりません。
 

羊飼いの想い: イギリス湖水地方のこれまでとこれから
 

twitter  @herdyshepherd1

 

 

40km圏に原発が2箇所あり、あと600年に疑問符が、、

 

 

 

キエ 2018

\5522@トスカニー

ビルG.D.ヴァイラ

クローバーイタリア ピエモンテ州 

ぶどうフレイザ

ワイン15.0%

キノコリコリス

キノコミネラルいろいろ

 

 

1日目 2025/1/1

 

 

 

 

お供は、ガリエニのおせち、天ぷら(えび、かきあげ)、鴨だし蕎麦、紅白なます

 

 

ヴァイラさんはブドウを活かす造り手なので、樽を効かせたりしません。

スパイシーな感じはありませんが、こちらによるとタバコ、胡椒の香りがあるそうな

度数15%ですが、飲み口は優しいです。

 

単体でも美味しいです。

トリュフ香るローストビーフはよく合います。

燻した肉は味変でしょうか。トマト系もありです。

変なクセがないので、テーブルワインのように大きく外さない感じです。

 

5000円のワインでこれだけ美味しいのに、100万円のワインを当てるなんて、

ズバリ!できるわけがないッ!

と思いながら、芸能人格付けチェック!2025お正月スペシャルを観てました。

 

 

2日目 2025/1/2

お供は、ガリエニのおせち残り、ランプステーキ、パン(メゾン ランドゥメンヌ

 

ステーキは脂がのっていて、ワインでスッキリする感じでした。

何かのソースがあれば良かったかも。

 

 

 

3日目 2025/1/9

お供は、砂肝のコンフィ、カプレーゼ、豚の角煮、いちじくのカルパッチョ、シャウエッセン夜味、ブロッコリー炒め、牡蠣の燻製

 

こってり肉より甘いもの。

角煮もいいですが、いちじくが合っていました。

飲み口が優しいので、濃い味より控えめなお供が良いようです。

 

 

 

4日目 2025/2/2

お供は、ステーキ、付け合せ、ベジマイト

 

渋味がでていました。

澱じゃないですが、こういう方向になるのは残念です。

パワーはあるのでリセット感はありますが、

ちょっと寂しいですね。

 

おしまい

 

ミレニアム 2021

\2970-20%@ENOTECAonline

ビルラ・モット

クローバー南アフリカ フランシュック

ぶどうメルロ 51%
ぶどうカベルネ・フラン 35%
ぶどうカベルネ・ソーヴィニヨン 10%
ぶどうプティ・ヴェルド 4%

ワイン13.5%

キノココショウ

キノココーヒー

キノコタバコ

 

 

1日目 2024/12/25

お供は、鹿ソーセージ、ローストビーフ、マッシュポテト、キノコのマリネ、ピラフ

 

スパイシーです。

ここまで強いと合わせるものがなさそうですが、

鹿ソーセージとマリアージュ

 

袋ごと茹でたのでソーセージの塩気が強いですが、それさえなければ、言うことなしでした。

 

次回は、コンビーフのアヒージョでいけるはず

 

 

 

2日目 2025/1/9

お供は、砂肝のコンフィ、カプレーゼ、豚の角煮、いちじくのカルパッチョ、シャウエッセン夜味、ブロッコリー炒め、牡蠣の燻製

 

このワインは濃い味に合うようです。

角煮よりも夜味に合いました。

ワインに負けない、いちじくも悪くないです。

 

 

3日目 2025/1/16

お供は、ホタルイカのペペロンチーノ、焼き鳥(一炭)、黒豆

 

焼き鳥にマリアージュ~

と言いたいところですが、鹿肉ソーセージや夜味の方がマリアってます。

 

レバータレ串は苦みがあるので、それが邪魔している感じです。

もちろん充分美味しいです

 

 

4日目 2025/2/2

お供は、ステーキ、付け合せ、ベジマイト

 

赤身肉にワインソースでマリアっていたと思います。

焼き鳥に合わせるために1杯残しました

 

 

つづく