読書時間:4.0h
一読:なし
再読:なし
R指定:なし
著者:桜木紫乃
刊行:2023年9月
価格:2200円+税
出版:毎日新聞出版
BOOK☆WALKER
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半醒
母と娘
鬼神町
カラスウリ
悔恨の記
産声
罪の名前
母と決別するため「心の光教団」へ入信。
幹部に連れられ渋谷を歩き回った日、毒ガス散布事件が起き、知らないうちに指名手配になっていた。
岡本啓美は、この日から逃亡を続ける。
再婚した父のところ
梅乃ママのところ
ワンウェイのところ
ジョーのところ
地元民は梅乃の孫という設定を見ている。
店に手配写真があっても、鈴木真琴が岡本啓美とは誰も気づかない。
地元の警官も気づかないのは、無理があるような、、
梅乃ママが亡くなったあとスナックを続けていれば逃げ切れたのに、愛していたとも思えない男を追ってしまう。
最後に啓美は振り返る
『わたしの罪は、子を産んだこと、生まれた子に、名を与えなかったこと、忘れられぬ男に出会ったこと』
啓美が罪と感じたのがこれらであって、その他は思いも寄らないのだろう。
ワンウェイを愛していたのではなく、忘れられなかったのは腑に落ちた。
プロローグで逮捕されるので、いつ来るかが読みどころの一つだったのに、
ここか、、、というタイミングでした。








