読書時間:5.5h
一読:あり
再読:あり
R指定:なし
著者:白尾悠
刊行:2025年2月
価格:1950円+税
出版:KADOKAWA
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大恐慌時代の女性アニメーターをクローズアップして現代に繋ぐ物語
20XX年10月・東京
1937年5月・ロサンゼルス
20XX年10月・東京
1937年~1938年・ロサンゼルス
20XX年10月・東京
1938年~1941年4月・ロサンゼルス
20XX年10月~12月・東京
1941年5月~9月・ロサンゼルス
20XX年1月・東京
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1941年9月~44年12月・ロサンゼルス
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20XX年7月・東京
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1954年・ハワイ州オアフ島
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20XX年10月・東京
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1973年7月・サンタクルーズ
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20XX年4月・東京
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1983年9月・ロサンゼルス
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「スタジオウォレス:漫画映画の芸術展」
1960年代に東京のデパートで開催された資料が発見されたのをきっかけに、展覧会を開催することになった。
米国本社の協力が得られることになり、西真琴は展覧会に出すコンテンツを選んでいた。
「M.S.HERSEA」のサインがある原画が目に止まり、展覧会に出すことを提案する。
米国本社も協力し、M.S.HERSEA について調べていくにつれ、時代背景が見えてくる。
【インタビュー】『魔法を描くひと』刊行記念! 白尾悠インタビュー
大恐慌時代の働く女性の境遇、戦中の空気感のリアリティが迫真すぎるのは、取り寄せられる資料はすべて取り寄せ、時代の空気感を取り込んだ賜物でした。
実績があっても認められない女性アニメーターたち、雇用が不安定な派遣社員の西真琴、リアリティで重苦しいだけに応援したくなる。
著者は この物語のなかで一番、「思わぬところへ行った」人に西真琴をあげている。
M.S.HERSEA について調べていくにつれ、西真琴は女性アニメータから勇気をもらっているかのよう。
西真琴が社員へ物申す場面も、言っちゃったーと思いながらも、すんなり受け入れられた。
ラスト、女性アニメーターの一人、レベッカがさらっと技術を見せる。やっぱ仕事は技術でしょ!と自分まで得意げになる![]()
ハッピーエンドで映像化も期待したい作品だが、物語がネズミーすぎて版権が一択なので、望み薄いかもしれない。
著者プロフィールを活かした感動的な作品でした。
著者プロフィール:
神奈川生まれ、アメリカの大学で政治学と人類学を専攻
ディズニーで勤務後、デジタルコンテンツプロデューサー、マーケター
広島の被爆二世












