読書時間:4.5h
一読:あり!?
再読:なし
R指定:なし
著者:鈴木結生
刊行:2025年1月
価格:1600円+税
出版:朝日新聞出版
文藝春秋2025年3月号にて
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ゲーテ学者がゲーテの名言を探す旅
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅵ
Ⅶ
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登場人物:
博把統一(ひろばとういち)
博把義子(ひろばあきこ)
博把徳歌(ひろばのりか)
芸亭學(うんていまなぶ)
紙屋綴喜(かみやつづき)
然紀典(しかりのりふみ)
惟神光(いしんひかり)
済補(スマホ)人じゃないw
「Love does not confuse everything, but mixes. by Goethe」(愛はすべてを混淆せず、渾然となす)
博把統一は紅茶のティーバッグに書かれたゲーテの言葉に出会う。
ゲーテ学者の性分から、統一は出典を探し始める。
ゲーテに関するTVの出演を依頼されていた統一は、原稿に先の言葉を追加する。
その折、学者仲間の然紀典が捏造で訴えられる。
最後は出典らしきものが見つかりメデタシメデタシ(たぶん)
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置いてけぼりでした。
浅学のσ(゚∀゚ )ワタシ は完全に。
【芥川賞受賞記念対談】鴻巣友季子+鈴木結生
徳歌を反対にした歌徳は、ゲーテの中国語読みだそうな。
芸亭學をはじめ変な名前ばかりなので、意味がありそうと気づいても、その先には行けないので置いてけぼり。
小説で引用される言葉も知らないので置いてけぼり。
然紀典が捏造で訴えられる件がなければ、統一が原稿に出典不明の言葉を加えたのも、ヤバいと感じなかったはず。
浅学者が楽しめるのは、然紀典のドンデン返しのみ。
一読を「あり!?」としたのもドンデン返しがあったからで、
完全なる置いてけぼりでした。


はじめに








