多様性の科学 | サンディの今日もワイン

サンディの今日もワイン

サンディがワインと本についてあれこれ言います。

2020年2月3日(節分)サンディは永眠しました。18年間ありがとう。
ひきつづき、ワインと本についてあれこれ言います。

読書時間:4.0h
一読:あり
再読:あり(ときどき読み返したい)
R指定:なし
著者:マシュー・サイド/訳:株式会社トランネット
原題:REBEL IDEAS - THE POWER OF DIVERSE THINKING
刊行:2021年6月
価格:2200円+税
出版:ディスカバー・トゥエンティワン

本本本本本本本本本本本本本本本本


多様性に見せかけて、実はコミュニケーションの話

1画一的集団の「死角」
2クローン対反逆者
3不均衡なコミュニケーション
4イノベーション
5エコーチェンバー現象
6平均値の落とし穴
7大局を見る

......

 

多様性は大事と言われるようになり、それだけではなく、包摂も必要と言われるようになった。所謂、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)
最近はプルラリティという言葉もでてきて、

もうワケワカメ σ(゚∀゚ )オレ

 

CIAが9.11を阻止できなかった件は、多様性が大事という最たる例である。
シリコンバレーの発展にはコミュニケーションの多様性が貢献したが、白人至上主義のデレクが改心したのは人数の少なさがコミュニケーションに繋がった。
エベレスト大量遭難やユナイテッド航空173便は、ヒエラルキーによりコミュニケーションが抑圧されていた。

 

 

CIAの例を見れば多様性が重要であることは疑う余地はないが、本質は「異なる背景を持つ人の間でコミュニケーションが成立すること」だった。

 

支配的なヒエラルキーの環境では、反逆的なアイデアは出ない。
画一的な組織では、アイデアはセックスしない。
(原文は「ideas having sex」であり「アイデアが交わること」で良いはず)

 

よく見れば、表紙のデザインも人々のネットワークを表している。

 

イノベーションに必要なのは多様性という例も、本質はコミュニケーションである。

・18世紀のタスマニア人が使っていた道具
・17世紀のアボリジニ人が使っていた道具
・4万年前ネアンデルタール人が使っていた道具
・3万年前の人類が使っていた道具

これら4つの道具を見た人は、タスマニア人とネアンデルタール人の知能を低いと評価する(道具が原始的なので)
大陸と分断されて本土(豪州)と交流が途絶えたタスマニア人や、家族単位で暮らしていたネアンデルタール人は、閉じた社会だった。
つまり、異なる背景を持つ人の間でコミュニケーションがない状態だった。

もしかして人類の進化は これでいいんだな?

 

7章で取り上げていて、人類の進化は これでいいんだな と確信した。さらに、関連する本を見つけた!

文化がヒトを進化させた

......

 

異なる背景を持つ人を入れる、権力を持つ人は長く居座らないようにする。
これが良いコミュニケーションを成立させるコツであることは分かった。
静かに暮らしたいので権力はさておき、明日から始めようと考えてもアイデアが浮かばなかった。
異業種交流会は、異なる背景を持つ人とはなんか違うんだよね。