読書時間:3.0h
一読:あり
再読:なし
R指定:なし
著者:安藤寿康
刊行:2023年7月
価格:850円+税
出版:朝日新書
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
教育は遺伝に勝てない
遺伝は遺伝せず
あらゆる能力は遺伝的である
親にできることは何か
教育環境を選ぶ-学校の内と外
「自由な社会」は本当に自由か?
そもそも、子どもにとって親とは?
![]()
![]()
著者は子どもがいないことを最後に明らかにしている。
子を持つ親からすると、書いてあることが疑わしく思えるかもしれない。
双子の遺伝子 「エピジェネティクス」が2人の運命を分ける
双子の遺伝子にも同様のことが書かれているので、安心していいと思う。
東大に金持ちの子どもが多い理由も理解した。たぶん
金持ちな家庭の子ども100人、貧乏な家庭の子ども100人
東大へ入る能力を持つ子どもは、金持ち5人、貧乏5人
教育にお金をかけられる家庭は5人とも東大へ入れるが、お金をかけられない家庭は1人も入れない。
遺伝の影響は5% のため、能力を持つ子どもを5人とした。
子どもが遺伝的要素を発動するかは、環境次第
親は環境を整えて、あとは見守るだけというのが結論です。

