読書時間:4.5h
一読:あり
再読:あり
R指定:なし
著者:木々康子
刊行:2015年3月
価格:2400円+税
出版:筑摩書房
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春画が世界に与えた影響
林忠正について
浮世絵と春画
春画について
ヨーロッパと日本
浮世絵とオランダ
ヨーロッパの近代への序曲
浮世絵(春画)の渡仏
近代絵画の誕生
ドビュッシーとカミーユ・クローデル
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春画を売った国賊
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春画は男女の媾合を描いた絵である。
江戸時代に発展したが、明治時代の西洋化でアンダーグラウンドになり現在に至る。
西洋では大英博物館で展示会が催されたが、日本では永青文庫で、アンダーグラウンドというか、公認されてない感が否めない。
浮世絵や春画は19世紀末に西洋に渡り、高い評価を得ていた
エドゥアール・マネの「休息(ベルト・モリゾの肖像)」の背景には、龍宮玉取姫之図が描かれていることからも分かる。
春画が西洋画に与えた影響は、『裸を描いてもいい』というパラダイムシフトである。
キリスト教下の貞操観念の世界では、女性の裸を描けない。
ビーナスの誕生のように女神を描くか、周りに天使を置いて人間以外とするしかなかった。そこに降って沸いた春画。
西洋の画家たちも女性の裸を描きたかったのだろう。
エドゥアール・マネが描いたのは、「草上の昼食」
周りの紳士は服を着ていて裸なのは女性一人。どういう状況かまったく分からない。
サロンでの評価は、みだら、ふしだらと批判された。
一般女性の裸を描いてもいいという風潮が広まってきたのは、描きたい観たいという需要があったからだろう。
法で規制すれば抑えることもできたのに、そうしなかったのは、描きたい観たいにほかならない。
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江戸時代にも規制(禁令)はあったが、規制できてないから3回も規制するわけで![]()
どこまで芸術どこから猥褻、みたいなことを昔からやっていたようです![]()
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有名な絵師の春画
艶紫娯拾餘帖 歌川国貞
偐紫田舎源氏 歌川国貞
富久寿楚宇 葛飾北斎
