読書時間:5h
一読:あり
再読:あり
R指定:なし
著者:アンドレアス・ワグナー/訳:垂水雄二
原題:ARRIVAL OF THE FITTEST Solving Evolution's Greatest Puzzle
刊行:2015年3月
価格:2000円+税
出版:文芸春秋
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進化の謎を数学で解く(ひとこと概要がタイトルのまま
プロローグ その偶然は起こりうるのか
最適者の到来
生命はいかにして始まったか?
遺伝子の図書館を歩く
タンパク質の多様な進化
新たな体を作る遺伝子回路
隠された根本原理とは
自然と人間の技術革新
エピローグ 生命そのものより古い自然の想像力
訳者解説 生命が最適者を発見するのに奇跡は必要ない
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図はタンパク質の1つであるヘモグロビンの表現型である
英字はアミノ酸を表す。
アミノ酸の英字が変わってもヘモグロビンの機能は失われない(タンパク質の折りたたまれ方が似てると機能は似るらしい)
機能を保ったままアミノ酸を変えるのは途方もないが、今はコンピューターで計算することができる。
図は表現型を形成する調整回路のモデルである
英字はタンパク質を表す。黒線は活性、灰色線は抑制を表す(実際に線で繋がれてるわけではない)
DNAの変異がタンパク質に起きると形成異常が起こるので、配線に起こった進化が残ってきた。
1つのの配線が使えなくても別の配線があるので、表現型は同じになる。
著者はこれを遺伝子型ネットワークと表現する。
進化は闇雲ではなく、取りうる範囲があるが、( ゚ェ゚)フムフム
大腸菌はDNAの80%が変わっても大腸菌らしい。( ゚д゚)ポカーン
DNAの冗長性が環境の変化に対して頑強性を持つというのは理解できる。
アミノ酸がちょっと変わってもタンパク質の機能は同じ
タンパク質がちょっと変わっても表現型は同じ
なら、チンパンジーとDNAが2%も違わないヒトは、なぜヒトなのか?
環境条件の小さな変化に関わりなく一定の結果を生み出すことが出来る現象を「キャナリゼーション」という
宇宙人から見たら、チンパンジーとヒトは似ている。
DNAが2%も違わないのだから、だいたい同じ形態にになると考えればいいのかな!?
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「生命とは何か」では、分子生物学は途方もない印象を受けたが、本書では手が届きそうな気がした。
闇雲な探索から、探索する方向は決まったような感じ(もちろんできないσ(゚∀゚ )オレ
これからの生物学にシミュレーターは欠かせない。
コロナのワクチンもシミュレーターが無ければできなかった。
闇雲に実験ばかりしてる研究所はヤバイのではないだろうか。
本書にはエピジェネティクスについて一言も触れていない。
調整回路の線がエピジェネティクスたぶん



