読書時間:12h
一読:あり
再読:あり
R指定:なし
著者:金子邦彦
刊行:2003年10月
価格:3600円+税
出版:東京大学出版会
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生命の普遍的法則を見出す試み(分子生物学)
生命システムはどのとうに研究したらよいだろうか
構成的生物学
動的システムとしての生命-準備
動的システムとしての生命-ゆらぎ、可逆性、相互作用
複製系における情報の起源
増殖する反応ネットワーク系での再帰性
細胞分化と発生過程の安定性
幹細胞システムを不可逆分化過程
形態形成と位置情報の生成
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表現型と遺伝子型の進化
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関連する他の課題-多細胞生物の個体性、ゆらぎと適応、表現型進化の関係
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まとめと展望
はじまりはテキトーだった。ポイントは「やわらかさ」と相互作用。
これさえあれば、遺伝子さえもテキトーになる。
やわらかいので、とにかくきっちりしていない。複製系をモデリングするとき、だいたい同じものを複製すると考える。
ちょっと違ったものが、また違ったものを複製し、それがまたちょっと違ったものを複製し、、、となれば、その系は安定しない。同じものを複製する系も養分を取り合うので続かない。
安定するのは、安定した系![]()
エネルギー準位のように、生命にも安定する位置がある。ラバが子孫を残せないように、安定していない系は続かない。
安定した系の中で、反応が遅く他の分子に必要とされている分子を考えれば、遺伝子のようになるのが分かる。
YYYYX → YYYYX + YYYX(YはXを必要としているので、Xが増えるまで待たないと増殖できない)一見XがYをコントロールしているようだが、Xが淘汰されるとYも増殖できないだけで、Xを必要としないY’が生まれてもいい。ただ、その系は自律複製能を失ってしまうかもしれない。つまり、
遺伝子は支配しているのはではなく、支配させてもらっているのだった。
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生命の普遍的な法則を明らかにするという試みは面白いが、それが何かの役に立つわけでない。
進化の過程も分からないし、生命発生も分からない。何より出てきた式が分からない![]()
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初期条件が少なくないから難しさは物理学や熱力学の比ではない。大腸菌の代謝反応ネットワークは、
これで一部。
気が遠くなりそうだが、普遍的法則が世に出る日はいつかくる。そんな気がする。
HOX遺伝子まるっとコピーのような偶然性を組み入れないと進化は表現できないと思われ

