読書時間:4h
一読:ありたぶん
再読:なし
R指定:なし
著者:東野圭吾
刊行:1998年3月
価格:743円+税
出版:講談社文庫
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序章
違和感
胸騒ぎ
喪失
矛盾
混乱
自覚
形跡
証拠
覚醒
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帰還
あとがき 新井素子
三輪と麻由子が恋人同士
敦賀と麻由子が恋人同士
この2つの設定で話が並行して進む。実際は並行ではなく、最後につながる。
三輪と敦賀とは中学以来の親友だが、三輪は足が悪いというハンディがあり、同情も伴う友情だった。
麻由子も三輪と付き合うのに同情を感じていた。
敦賀と三輪は記憶についての研究をしているが、担当している分野は異なる。
三輪が記憶の書き換えに成功したことは分かったが、その裏で何が起こっているかは分からなかった。
童貞の三輪にできた初めての彼女が親友に奪われる。
十分に悲劇なのに、三輪の足が悪い設定にしたのは、なぜだろう?
障碍者は恋愛の対象にならないことを書きたかったのだと思う。足が悪いより悪くない方がいいに決まっているという健常者の感情を。
2019年に映画化されてました。
配役で無いと確信したシーンが、、、あった!
吉岡里帆ベッドシーン(消されるかも)
真由子が敦賀に犯られないと三輪が絶望しないので、必要なシーンではあるけれど意外でした。


