読書時間:3h
一読:あり たぶん22回小説すばる新人賞受賞作なので
再読:なし
R指定:なし
著者:浅井リョウ
刊行:2012年4月
価格:476円+税
出版:集英社文庫
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リア充な高校生の風景
菊池宏樹
小泉風助
沢島亜矢
前田涼也
宮部実果
菊池宏樹
東原かすみ~14歳
高校生活は上のグループと「それ以外」に分けられる。
上のグループは華やかでモテる、それ以外はいてもいなくてもいい存在。
高校時代(今も!?)は「それ以外」にいた。思い返すと...
何も出てこない...
文化祭も修学旅行も思い出せない。
「桐島、部活やめるってよ」なら、映画を撮ってない前田涼也という役どころ。
たぶん菊池宏樹のような上のグループを羨ましく見ていたが、今は何かに夢中になっているそれ以外の方が羨ましいと思う。
上のグループにいても心の内は充実してない人物を描くことで、浅井リョウは「それ以外」を映えるようにしたかったのだろう。
それでも現役高校生はそれ以外になりたくないんじゃないかな。
桐島、部活やめるってよ の映画は、amazonで予告だけ観た
primeじゃないので![]()
「おれたちに謝れよ!」と叫んでいた前田涼也役の神木隆之介が原作とかなり違う印象で、桐島が部活をやめたのが事件のように描かれていた。
バレー部キャプテンが部活をやめたのは、そんな大事件なの!?
もし桐島がやめなかったら、、、
そうか、そういうことか。腑に落ちた。
