
読書時間:5h
一読:あり
再読:なし
R指定:なし
著者:フィリップ・ボール/訳:林大
刊行:2011年9月(1999年版は絶版)
価格:2500円+税












生物形成を化学的アプローチ、数学的アプローチで説明する。
雪は結晶になることでエントロピーを増やしていた!
第二法則は破れないと思っていたが、エントロピーは増える方向にしか働かなくても、秩序が形成されないとは言ってない。
解ってしまえば簡単だが、一人では辿り着けない道だった。
自然界の”かたち”を化学反応と表面張力で説明する本書は3部作の一つで、”枝”、”流れ”と続く。本書のおかげで想像はつくが、それでも読むのが楽しみだ








まるっと生物の内容だが、モデル化の問題や、ウサギとキツネの系でなど、他の分野でも使えそうなことが盛りだくさん書いてある。
序盤で対称性の破れを問題にしていたが、(大胆にも)「対称性は初めから無い」と考えちゃっていい気がしてきた
戯言はさておき、とりあえず、
表面張力で六角形
反応=拡散系で、縞、渦巻き
活性因子=抑制因子系で、斑
を覚えておけば、本書はクリアだろう。
最終章の汁(モルフォゲン)はテーマに沿ってない感じだが、カンブリア大爆発の考え方が同じだったのは、何か嬉しい
生物学者ダーシー・トムソンと数学者アラン・テューリングのぶつかり合いも読んでいて楽しい。