
読書時間:3h(実質1.5h)
一読:あり(5章の対談のみ)
再読:なし
R指定:聞き上手倶楽部へ電話した人はNG
著者:菊本 裕三(聞き上手倶楽部 代表)対談:春日武彦
刊行:2011年6月










聞き上手倶楽部に電話を掛けてきた人の例と、精神科医とのぶっちゃけ対談。
「だてマスク」とは人とのコミュニケーションを避けるためにマスクをすることを言う。
本書に登場する人は皆「だてマスク」を装備している。(「心のだてマスク」という唐繰で、だてマスクを装備してない人も同類にしている
)
閑話休題
助けてと言えない 孤立する三十代 繋がりで読んだが、だてマスクをする(=聞き上手倶楽部に電話を掛ける)人と孤立する若者は「貧困」の点で決定的に異なる。
「無縁社会の~」と副題が付いているが、精神的に無縁なだけで、リアルに無縁な人は一人も出てこない。
身近な人に重たい話を相談するのは気が引けるというのが電話をする理由だが、そんなに重たい話でもない
ぶっちゃけ対談にもあるように、相談したいのではなく、
「自分の話を無条件に承認して欲しい。アドバイスは要らない」
これでは身近な人に話せるはずがないw
代表もよ~く解かっていて、聞き上手倶楽部では「迷える子羊に的確なアドバイスをして心の闇から解放してあげたいです!!」みたいな人は採用しない。テキト~に相槌を打つのが上手い人がいいそうだ。
電話を掛けてくるのが、こんな人ばかりなのは、なぜか?
聞き上手倶楽部は貧困の若者を救うボランティア的なサービスではないからだ。(貧困の若者を救うとはどこにも書いてないが、孤立する~繋がりでそう思ってしまった)
料金を見ると1080円/10分
(S級カウンセラーだと2160円
) antipastoをお供にワインバーで1杯飲めるじゃないか!
後払いなので払わない人もいると思われるが、貧困の若者は電話を掛けることすら出来ない。
費用はともかく人の役には立っているので、サービスの存在意義はあるが...ヤレヤレ






心のだてマスクなど著者の持論へ引き込む感じが鬱陶しく前半は読み進まないが、最終章の対談は痛快
精神科医が「そんなやつは不幸になれと思います(笑)」とか、それ言っちゃっていいの!?という発言が飛び交います
これを読んで笑う人は、相談不要です。