ウェブで学ぶ | サンディの今日もワイン

サンディの今日もワイン

サンディがワインと本についてあれこれ言います。

2020年2月3日(節分)サンディは永眠しました。18年間ありがとう。
ひきつづき、ワインと本についてあれこれ言います。


ウェブで学ぶというタイトルどおり、教育がメインとなっている。
キーワードは「オープン・エデュケーション」

言葉は知らなくてもiTunesUを利用したことがある
人もいるだろう。無料で教育が受けられるのがオープン・エデュケーションだ。
ウェブで講義を公開するという試みが10年前に始まり、今では多くの教育コンテンツが溢れている。その多くは英語であり、日本人にとっては不利だ。
しかし「何かに常にオープンにアクセスできる状態にあっても、実際にそれを取りに行って利用しないのであれば、それはその人にとって『無い』も同然だ」と書いてあるように、そもそも日本人は不利にすらなっていないと思う

受動的な気質の人はTVのような一方的なメディアの方が学習効果があるということから、日本人には強制力のある教育が必要だろう。
強制力のある教育で学びに目覚めた人たちがオープンな教育を利用し、広がっていくというシナリオが日本には合っていると思う。

日本でオープン・エデュケーションを広めてゆくなら、飯吉透の言うセーフティネットとしての目的を主にして欲しいと思う
人間いつもやる気があって順風満帆じゃないんだからというのはとても共感した。日本はドロップアウトすると戻ってこれない脅迫感があるのは自分だけじゃないと思うが

引きこもりの学生がネットで学んで表に出れたら素敵なことだけど、国がオープン・エデュケーションを立ち上げようとすると、既得権を持った層の抵抗でつぶれるんだろうねぇ 教科書が売れなくなるとか言って。
でも名古屋大など一部の大学では行われているので念のた

梅田望夫の本もこれで4冊目。「フューチャリスト同盟」のときよりテンションが低いと感じたが、対談相手のためだろうか!?
なんとなくだが、飯吉透はこっち側を理解した向こう側の人という気がした。

齋藤考の言う、常にreadyな状態を求められる逃げ場の無い「厳しい社会」に居るには、能動的でありつづけなければいけないが、飯吉透は、「いつもは無理だよね」のスタンス。エリート目線だと思っていた梅田望夫は、実は能動的な時間が多い人なのだと思った。
受身でシリコンバレーに住んでいたら仕事にならないだろうしねw