こんにちは
ソフトウェア開発部のSです
前回に引き続き、『7つの習慣』についての紹介/考察をお届けしたいと思います
第5の習慣は「まず理解に徹し、そして理解される」です
私たちは会話の中で、自然と「自叙伝的な聞き方」で他人の話を聞いてしまう事があります。
「自叙伝的な聞き方」とは、自分の経験や偏見、思い込み、価値観を通して相手の話を聞いてしまう事で、その結果、相手の思いを正しく理解できずに間違った方向へ進んでしまう原因となってしまいます。
『7つの習慣』では、自叙伝的な聞き方とは反対に「相手を理解しようという意図をもって聴く」
いわゆる「共感による傾聴」を意識することとしています。
よくビジネスにおいて、他人とのコミュニケーション能力は重要とされますが、この中でも、特に相手を理解して聞く力は大事なスキルの一つといえるでしょう。
また「アンコンシャスバイアス」という言葉があり、これは「無意識の根拠のない思いこみや偏見」と言われ、過去の経験や見聞きしたことから、自分のモノの見方だけで人の能力や仕事のやり方を決めつけてしまうようなことを指す言葉です。
例えば、以下は「アンコンシャスバイアス」の一例ですが、中には当てはまると思う方も多いのではないでしょうか
・血液型で相手の性格を想像する
・"単身赴任"と聞いて、父親の仕事と想像する
・お酒が飲めないと付き合いが悪いと思ってしまう
・「普通は〇〇だ」「それは常識だ」と結論づけてしまう
「アンコンシャスバイアス」な考え方は、個人への影響だけでなく周りへも影響を及ぼすこともしばしば、、、
これらの改善するためには「相手を理解することに努める」ことが重要になってきます。
すなわち会話の中でも、「相手を理解して聴く」という事が重要になってくるという事です
そして自身の言動や行動を振り返り、「気づく」という事も重要です。
「知る」「気づく」というステップがなければ、「対処する」という次のステップへ辿り着けませんからね
まずは意識することから始めてみるのが良いと思います。
次回は「第6の習慣 シナジーを創り出す」です
お楽しみに
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