おはようございます
ソフトブレインのシニアAです
いつもSE道場をお読み頂きありがとうございます
前回の作戦会議の内容から話を始めます
ではどうぞ・・・
お客様のところを辞してから、国鉄U駅そばの喫茶店に入り、S社のAさんと作戦を練った
打ち合わせで言われたデータベースの件は、PCで手軽に使えるMicrosoftAccessにしたいとS社Aさんにお話しした
すると開発言語は、MicrosoftAccessBasicにするか、MicrosoftVisualBasicにするかの2択になる
MicrosoftVisualBasicは、Accessに対してSQL言語で命令を出すため、データベースPCを1台と、予算支払管理PCを3台のような連携が可能になる
この件をS社Aさんに国立T研究所に問い合わせて頂いた
予算支払管理システムは、1台のPCだけで実行され、連携は必要がないと言われた。
これにより、先ほどの連携は不要となったため、開発言語はMicrosoftAccessBasicとなった
予算支払管理システムは、他部署との連携や、予算の種類などがけっこう多く、開発に時間を取られた
あれから4ヶ月が経ち、お盆の季節になっていた
久しぶりに国立T研究所を訪問し、FMV-deskpower機を経理部門に配置して、機器の納品を終えた
機材の中には、予算支払管理システムが格納されているAccessが入っている。
もちろんAccessはデータベースも兼ねている
最後は、国立T研究所の職員さんたちに、私が作成した操作説明書に基づき、予算支払管理システムの使用方法を説明した
夕方、終わりを知らせるベルの音を聞きながら、S社のAさんと一緒に退所した。
こういう場合は必ずと言っていいほど打ち上げに行く
ご多分に漏れず、2人で意気投合して国鉄U駅そばの焼き鳥屋に入った
『すみませーん、生2つ、レバー、ねぎま、皮を2本ずつ』
『お疲れさまーッ』
『お疲れさまでーす』
『やっぱりレバーのうまい店は最高ですねーッ』
この後、帰りの電車が許すまで、けっこう遅くまで飲み続けた
やっぱり仕事が終わった後の酒は、最高にうまいッ
※これは1996年当時の開発秘話です。現在は緊急事態宣言が発令されていますので、節度を守った行動を心掛けください
後編、終わり・・・
次回のSE道場をお楽しみに・・・
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