こんにちは

ソフトブレインのシニアAです

いつもSE道場をお読み頂きありがとうございます

1996年に国の出先機関の仕事をおこなったときの話です

ではどうぞ・・・
『・・・は在席しております。
少々お待ち下さい。
シニアAさーん、電話でーす。』
『はい、お待たせいたしました。
シニアAです。』
『お久しぶりです
S社のAです。』

『これはこれは、Aさん、大変お久しぶりです。』
S社のAさんとは意気投合して、いままでも色々なお仕事をさせて頂いている

今日の電話は何かの案件だろう

『シニアAさん、実はS社のお客様に国立T研究所があるのだけど、そこの経理部門のシステムを一新することになってね。
ちょっと一緒にお客様に会っていただけないだろうか
』

『もちろん構いませんよ
』

ということで、待ち合わせすることになった

翌日、JRU駅で久しぶりにS社のAさんとお会いし、2人で近くの国立T研究所へ歩いていった

国立T研究所の経理部Aさんに面会し、予算支払管理システムの打ち合わせを行なった

驚いたことに、どんな企業の経理システムにもある「売上」という項目がなく、代わりに「予算」という項目があった

つまり金の入金は、商品やサービス提供により得られる売上ではなく、待っていても入金される予算なのだ

国民の税金で運営されている国立というのは、そういうことなんだと改めて思った。
ただ、T研究所は伝統芸能(歌・日本舞踊・演劇・音曲・演芸・工芸・芸道など)の継承を実践しているところであったため、役立つものにも国は予算を割いているんだと思った

お客様のところを辞してから、JRU駅近くの喫茶店に入り、S社のAさんと作戦を練った

作戦会議を開いたところで、今回はここまでです

次回のSE道場(後編)をお楽しみに・・・
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