ミラノの日常 第2弾 -27ページ目

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

最近、次男に彼女が出来てほとんど家に帰ってこなくなった。春だね〜。本人曰く、めちゃくちゃ勉強しているらしいが。

 

夫は普段から早寝早起きの生活で、日の出前に出かけている。よって帰りも早いが、私の帰宅は遅いのでほぼすれ違い。長男も夕方からの仕事なので帰宅は真夜中。あまりにも時差のある生活だ。

 

長男は日中家にいるが、昼食は食べたいものが異なるので別々に食事が多い。そして、夫は出張中なので、ほとんど1人の夕食。土曜日のアカペラのレッスンの後、メンバーでアペに出かけるが、誰かしらが「夕飯行かない?」と言えば、大抵数人は一緒に夕食となる。独身者や子供も大きくなり、土曜の夜は自由の身も多い。

 

ところで、冬は鍋料理が多いが、一人だとそのまま鍋焼きうどんにしてしまうが、どうもうどん(真空パック)が悪いのか、ぼそぼそ美味しくない。

 

また、父は岩手県出身なので、小麦粉を練ったひっつみを実家でよく食したが、先日ひっつみを大量に作ったが、いきなり家族で外食になり、翌日一人で朝・昼・晩と全て食べた。

 

余談だが、「ひっつみ」も「すいとん」も似たようなものだが、ちぎり方が異なる。また、「ほうとう」の麵自体は嫌いではないが、カボチャなどを煮込み、そのまま麺も一度茹でずにそのまま煮込んでしまうので、汁がドロドロしてしまうので、個人的にはあまり好きではない。

 

…というわけで、先日、アカペラのメンバーと鍋焼きうどんを食べに行った。

 

ミラノの日本食で鍋焼きうどんを食べられるところがあるかどうかわからないが、あっても高いだろうし、土曜日の夜など予約がとれるわけもなく、中国系日本食レンストランへ。

 

メニューをみると、「八宝うどん」というのもあり、気になったが、まずは初志貫徹!「鍋焼きうどん」をオーダー。しかし、海老は長いものではなく、丸まった海老がゴロゴロ。途中で飽きてしまい、しかも私には味が濃すぎた。ちょっと違う…

 

 

友人が冷凍の讃岐うどんがいいんじゃない?というので、早速買いに出かけた。韓国産であったが…。

 

 

材料と調味料を加え、鍋にかけるだけ。ちなみに春菊はいつでも使えるよう、茹でて冷凍にしてある。

 

 

うどんはこしがあり、食感もモチモチ。美味であった。しいて言えば、しゃぶしゃぶ用の薄切りのお餅があったので、お餅とわかめを入れたら良かったか?

 

 

大満足。やはり家で作るのが一番!

 

今日の一句 
寒い冬 鍋焼きうどんで ホッカホカ