タータ日記 ~ その139 さすが三男! | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

先週、ついにシッター先の三男(3歳)の水泳教室のトライアルに出かけ、入会手続き終了。

 

ちなみにそちらはツインズが初めに習いに行った教室で、現在彼らが通う教室とはまた別の場所。これで、私は月曜から木曜日まで毎日、誰かしらの習い事に付き添い、合間を見ては、家の簡単な片付けをしながら、子供たちのお世話をする。ピアノ教室の予習復習フォローの時間があまりなく、9月から小学校へ入ったら宿題(といっても初めの数年は塗り絵ばかり)のフォローは誰がするのだろうか…💦

 

三男の水泳教室の時間が中途半端で、通常下校のお迎えから直接行くには、時間があまり、帰宅すればそれはそれで慌ただしい。一応ママさんにどうすべきか?聞くと、直接行ってくれ、と…。

 

水泳の前におやつを食べさせても良いのだろうか?(我が家の子たちだったら全く問題なかったが)お腹が痛いと言われてもこまるし、一応気は遣う。

 

水泳教室は、ミラノでも超リッチな家庭の子女が通う、保育園と幼稚園のみの学校内にある施設。スタイリッシュでモダンな内装。年間いくらかかるのだろう?


レッスン前、着替える前にプールのロビーで絵本の読み聞かせ。

 

そちらのプールは日本の銭湯くらいの大きさでしかないが、吹き抜け2階の建物で、2階はサウナのように暑く、待っている間真冬でもノースリーブの人もいるくらい暑い。園児に限らず通えるが、マタニティスイミングから始まり、生後4か月からのベビー・スイミング、3歳までが親子で、その後幼稚園児までのクラスが、びっちり予定表に組まれている。

 

ツインズは現在4年目であるが、始めは怖がって大変だった。その点、三男は海にも数回行っているし、思ったほど怖がらず、少人数と言うこともあり、自由気まま。

 

幼児たちは、体にフィットした浮き具に更に腰の部分にアームヘルパーを一つ。そして、ポールをU型に使ったり、足に挟んだりして練習をするが、2回目にして、三男はポールなしで浮いて、犬かきで移動が出来るようになった。余談だが、もう一人の女の子は水に慣れているようで勝手に泳ぎ、顔をつけていた。

 

先週からおばあちゃんがついてきている女の子が、少なくともおばあちゃんが2階のギャラリーに行くべきだったのでは?と思うが、ずっとプールサイドについているせいで、途中からプールから上がってしまい、今回は、「水が怖い」と言って泣いて入らなくなった。

 

しかもおばあちゃんが口を出しすぎるからいけないと思うが、ギャラリーのマンマたちも、やたら自分の子に対し、「ブラヴォ―/ブラヴァ」と褒めるのは別として、あゝしなさい、あれはダメ、これはダメ!と叫んでいる。子供を褒めるのはいいことだろうが、口を出しすぎる親が多すぎる。ちなみに私は子供たちと目があえば、手を振るか、サムアップするだけ。一応「見ているよ!」サインは出す。

 

2回目のレッスンは2人の幼児のみで、しかももう一人もタータの付き添いだったので、余計な口は出さず平和なレッスン。笑

 

帰宅すると、ツインズもちょうど帰宅し、残りの1時間ちょっとを一緒に遊ぼうとしたが、クリスマスにもらったと言う日本のアニメのおもちゃであるベイブレードで遊んでいると、次男と三男が喧嘩になり、三男がベイブレードを投げ、それが次男の顔に当たってしまった。さすがにそれは痛い!目の周りが真っ赤になり、保冷剤を持っていき冷やしてあげたが、興奮した次男は仕事中の母親のところに走って行ったが、電話中で出ていくよう、ジェストされた。

 

すると、今度は廊下で遊んでいた長男の頭の上に、持っていた保冷剤が落ち、これまたギャン泣き。もう踏んだり蹴ったりである。ツインズは2人して、気が狂ったように大泣きし、パパさんは三男を怒鳴る!あゝ、阿鼻叫喚。

 

三男は部屋に一人で閉じこもった。無理やりツインズを居間に連れて行き、ソファに横にさせたが、お互いの足がぶつかり、また蹴り合い。私が真ん中に入れば、私が蹴りまくられる…あゝ、我が家の子供たちだってそんなことはしなかったぞ!

 

ママさんがやってきたが、理由も聞かずに怒鳴りまくる。なんなんだ…。しかし、子供たちにとってはマンマはマンマ。二人して母親に抱き着いた。しゃ~ないわ。三男のところへ行くと、"lasciami da solo! non voglio nessuno!" 一人にさせてくれ!と言って、一人パズルをしていた。

 

私が離れたところに座り、声をかけると、始めは邪魔しないでくれ!一人にさせてくれ!と言い続けていたが、急に「手伝って!」と心を許してくれ一緒にパズル。"tu devi imparare con me!"僕と一緒にパズルを学習しなきゃいけないというから、笑ってしまった。ツインズの時もそうだったが、子供のパズルのアプローチの仕方には毎回驚きがある。大人だとどうしてもを、色やパズルの絵を見ながらつなげていって、元のデザインを再現しようとするが、子供の直感と言うものは素晴らしい。パズルの形で繋げるのだ。

 

時間になったので、もう帰るよ!と言ったが、終わるまでダメ、と言われ、結局20分も付き合った。(残業代につけるべきかどうか悩む。苦笑)

 

三男は甘え上手だし、調子がいいし、物怖じしないし、すごいわ。我が家の次男(3番目)は、周りが手を出しすぎたところがある分、今でも親や兄弟に頼りがちな所があるが、姉兄をみて逆にしっかりしている面も沢山ある。いずれにしても、世渡りが上手くなりそうだ。笑

 

一人っ子が多い、昨今ではあるが、兄弟がいれば、兄弟喧嘩は必要だと思う。親がすぐに介入し、下の子を優先し、上の子を叱りすぎるとどうしても親の関心や愛情を奪い合うことも増えるし、ルールが曖昧であると、感情のコントロールや手加減を学ぶ機会が少なくなってしまうことだろう。

 

社会性を育むために、適切な見守りとルールというものの大切さを考えた。