ミラノ市からのプレゼント 〜 マッティア・プレティによる『聖ヨハネ・バプティスタの説教と自画像』 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

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Natale 2026 a Milano, la mostra (gratuita) a Palazzo Marino: 'La predica di San Giovanni Battista con autoritratto' di Mattia Preti

 

毎年12月になると、ミラノ市からミラノ市民へのプレゼントとして芸術作品が市庁舎であるマリーノ宮で無料展示される。

 

今年は、マッティア・プレティによる『聖ヨハネ・バプティスタの説教と自画像』。

 

マッティア・プレーティ(Mattia Preti、 1613年2月24日 - 1699年1月3日)はイタリアの画家である。イタリアやマルタで働いた。1660年にマルタ島を拠点に活動した聖ヨハネ騎士団(マルタ騎士団)の騎士の称号を得た後は「イル・カヴァリエール・カラブレーゼ(カラブリアの騎土)」と呼ばれた。

 

この作品は、巨大なサイズ(2m×2m)の祭壇画であり、プレティ家の墓のために設計された木製の祭壇の一部を構成している。画面の右下には、マルタ騎士団の衣装を身にまとい、剣と絵筆を持ったプレティ自身が描かれている。聖ヨハネ・バプティスタは堂々とした姿で、光と影の戯れの中で説教を行っており、ブリューゲル(父)のような他の芸術家とは異なり、この作品の絶対的な主役となっている。

 

この作品は、内務省の「宗教施設基金」が所蔵するもので、プレティの生誕地であるカタンツァーロ県タヴェルナにあるサン・ドメニコ教会から移設されたものである。

 

この大きな祭壇画は、劇的な構図、対照的な光、そして人物の表現力豊かな力強さが特徴だと言う。右下隅には、マルタ騎士団の修道服を着て絵筆と剣を持ったプレティの自画像が描かれており、芸術家としてのアイデンティティ、信仰、そして社会的認知への願望が絡み合っている。
 

特に、プレティ自身が家族の墓のために設計し、当初は祭壇画を収めるために作られた木製祭壇の理想的な復元に重点が置かれているのだそうだ。


展示会では、印象的な舞台美術と照明設備を通して、作品が構想された背景を来場者に伝え、詳細な資料や科学的研究も併せて紹介されると言う。

 

ロッセラ・ヴォドレット、ジュゼッペ・ヴァレンティーノ、ドメニコ・ピライナがキュレーションを務める本展は、ミラノ市、FEC、インテサ・サンパオロ銀行、ガレリエ・ディタリアの共同企画・運営により、チヴィタ・モストレ・エ・ムゼイが主催し、作品の保存・普及に関わる各機関が参加している。

 

2025年12月2日 ~ 2027年1月10日まで

Palazzo Marino(スカラ座前) 入場無料

9:30 - 20:00 

12月7日は9:30 -12:00(入場は11時半まで)

24、31日は9:30 - 18:00

8、26日、元旦及び1月6日は9:30 - 20:00 

25日は14:30 - 18:30

 

楽しみだ。