実りの秋 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

この夏、一時帰国する際、我が家の多くの朝顔やゴーヤ、アボガドの苗を友人に譲った。
 
その中で、在ミラノ日本人学校の理科の実験で植えた苗がほとんど育たず、学校で管理させて欲しいと言う友人がいたので、逆にこちらとしてはありがたい。プランタごと持ち込ませて頂いた。
 
6月の初めに学年末を迎えしまってしまう現地校とは違い、日本人学校は日本の学校、つまり7月半ば過ぎまで学校があるし、夏休みも誰かしら教師が日直で(懐かしい響き!)出勤し、植木に水をあげてくださると言うので安心であった。特に、友人が出勤の時は必ず画像付き、植物たちの成長具合を報告してくれた。
 

 

ゴーヤの実。我が家は昨年一つしかできなかった。

 

 

気づくと西瓜が出来てます!と報告を受けた。西瓜????

 

 

そして、数日前に収穫をしたと報告を受けた。

 

 

ふっくら大きな朝顔の種。

 

 

 

再び昨日友人から西瓜を是非食べてほしいと連絡を受けた。「西瓜は私じゃないですよ。」と伝えたが、私の苗から芽が出てきたと言う‼︎ どゆこと?!

 

 

ベランダのプランタに向けて昨年、スイカの種を吹き飛ばしたのだろうか?爆 それとも誰かがそっと苗に植えたのだろうか?謎だ。

 

いずれにしても、児童生徒たちが私にも食べてほしいと言っていると聞いた。

 

夜仕事帰りに受け取ったが、なんと無記名で生徒たちからのお手紙付きであった。私を始め、夏の間、水をあげてくれた人、雑草を抜いてくださった方々への感謝の言葉が綴られていた。

 

押し付けるように、お世話をお願いしたのに感謝の言葉を頂けるとは、逆に涙が出た。

 

『一人が種を蒔き、ほかの者が刈り入れる』(ヨハネ4ː37)

この聖句には、自分が直接すべてを育てていなくても、誰かが蒔いた労苦の実りを受け継ぎ、皆で共に喜びを分かち合うという意味が込められている。

 

夕食後、西瓜を頂いた。非常に甘くてみずみずしかった。今年最後の西瓜だろう。

 

思わず種を捨てられず。来年の春、種を植えてみようかな?笑