血液サラサラ トロペアの甘酢漬け | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

8月末に出かけたクランピオーロの山で、夫の飲み友達のSおじさんのお宅に2度も食事に招かれたが、その時に付け合わせに食べたトロペアの赤玉ねぎの酢漬けの味が忘れられず、家で作ろうと思いつつ、ずっとキッチンに赤玉ねぎが転がっていた。
 
南イタリアにあるカラブリア州特産のトロペアの赤玉ねぎは、楕円形で、糖度が高く、辛味が少ないので、酢漬けにすると鮮やかな赤紫色とシャキシャキした食感が引き立つ。また加熱するとトロトロになり、キャラメリゼやパスタの具材にもよく合う。
 
旬は5月~8月ごろにかけてだが、長期保存のために茎をトレッチャ(三つ編み)にして、風通しの良い日陰に吊るすことで、冬や翌年までカビを防ぎながら自然乾燥させることが出来る。一度この乾燥した部分をつなげてアクリル糸と2本取りで、アクリルたわしを作ったことがあるが、未使用なので、実際耐性があるのか?掃除に仕えるのかどうかはわからない。笑

 

 

いずれにしても、いい加減玉ねぎを放って置きすぎたので、薄切りにして、リンゴ酢に漬けた。レシピによっては、水を加えたり、オリーブオイルを加えたり、または先に上記を沸騰させ、一度冷ましてから漬けるやり方などもあったが、私は、リンゴ酢にオリーブオイルを少々。胡椒に蜂蜜を加えた。好みによっては月桂樹の葉やタイム、オレガノ、ショウガなど加えたりもするようだ。

 

言うまでもなく、玉ねぎは血液サラサラ・血流改善効果があるが、これは玉ねぎに含まれる「硫化アリル(アリシン)」が血栓の予防や血流の改善をサポートするのだと言う。また、この硫化アリルと強力な抗酸化作用を持つポリフェノールの一種である「ケルセチン」が相乗効果で、血管の健康いいや血圧の安定を助けるのだと言う。

 

そして、お酢に含まれる「酢酸」や玉ねぎの成分が、食事と一緒に撮ることで食後の急激な血糖値上昇を緩やかにすると言う。また酢酸がエネルギー代謝を活性化させ、玉ねぎの硫化アリルがビタミンB1の吸収を高めることで疲れにくい身体づくりに役立つと言う。他にも、玉ねぎに含まれる水溶性食物繊維(イヌリン)やオリゴ糖が善玉菌のエサとなり、お通じや腸内フローラを整える。

 

余談だが、玉ねぎの皮を水に浸して作る「ケルセチンスプレー」は、植物の葉焼けや紫外線ダメージを防ぐ天然のケアスプレーとして使われると聞いたので、この夏は玉ねぎを調理する度、皮を水に浸け、植木用に使用していた。

 

最近では、皮も植木の土に混ぜこんでみた。分解されることで土がふかふかになり、植物の成長を助ける有機物や栄養分が豊かになるというので、様子見である。

 

他にも卵の殻を、細かく砕いて植木の土に混ぜることで、天然の有機石灰(カルシウム肥料)として土壌の酸度を調整し、植物の成長を助ける効果があると聞いたので、試しているが、量は適当なので、これまた様子見。

 

食べて健康、ゴミも再利用。サステナブルフード、つまり持続可能な食生活、と言いたいところだが、全て適当なのでうまく行くのかどうか…苦笑。