Netflix『ダウンタイム』公開初日に、日はまたいてしまったが、全8話一気見した。
毎回引き込まれてしまうほど、面白かった。
しかし、美容整形はその人が納得し、心が救われたり、前向きになれるのなら、いいんじゃないの?と思いつつ、私はどんなに皺やほうれい線が深くなっても、プチ整形もしないし、する予定もないと確信した。
ただ、ドラマとしては非常に面白かったし、それ以降色々ドラマや映画を見るたびに、また街中でも人(特に女性)の顔をまじまじと見てしまい(笑)、あー入れてるわ。直しているわ、と言う目になってしまった。苦笑
まあ一時的に、綺麗になれれば嬉しいが、顔も体も重力の法則で下がるもの。一度は引き上げても、下がり始めると気になり始めることだろう。シミ・そばかすも、それまで気にならなかった薄いものも、徐々に気になり始める...キリがない。
まあそう言う意味なら、ヘナを始めて6年。軽い気持ちで始めたが、今やメッシュのようになってきて、どのタイミングでグレイヘアにしようかタイミングが取れないでいるのと同じことなのか?いや似て非なるものか?
顔の事を考えていたら、「顔」を使った慣用句の多さに改めて気づいた。
顔が広い:交友関係が広く、知り合いが多い。
顔が利く:自分の信用や影響力によって、特別に便宜を図ってもらえる。
顔が売れる:世間に広く知られて、有名になる。
顔を合わせる:人と実際に出会う、顔を見る。
顔を出す:集まりや会合などにちょっと参加する。
どれも人間関係や影響力を表す「顔」。
かと思えば、世間に対する評判や面目を意味する「顔」。
顔が立つ:世間に対して面目が保たれる、体面が立つ。
顔が潰れる:体面を失う、面目を失う。
顔を立てる:相手の面目を保つ、恥をかかせないようにする。
顔に泥を塗る:恥をかかせる、名誉を傷つける。
顔を汚す:信用を失うようなことをして、面目を失う。
そして
顔色を窺う:相手の表情や機嫌を見て、どう思っているかを探る。
合わせる顔がない:申し訳なくて、相手に合わす顔(合わせる気持ち)がない。
顔に書いてある:考えていることや感情が、隠さず表情に出ている。
などの感情・状態を表す「顔」の慣用句もある。
「顔」というのは、人間にとって最も重要なもの。「心」はもちろん重要だが、目には見えない。「脳」や「心臓」といった臓器も重要だが、それらも見えるものではない。
服も着ているし、基本的に頭には頭髪もある。
目、鼻、口、耳といった感覚器が集まった顔は、そのまま表面に出され、その人のアイデンティティとされている。
内面と外面、つまり顔を始め体型などが、その人すべてを表しているか?といえば、疑問ではある。服装や表情、姿勢などの後天的な外見には内面や環境が洗われるが、生まれ持った顔立ちがそのまま性格に結びつくとは思えないが、心理的には大きいのだろう。
ドラマ「ダウンタイム」は美容整形や外見を変えることがテーマであったが、美の追求と人間の心理、そして社会のルッキズムは、人間の生存本能とメディアによる社会的刷り込みが非常に深い気がした。