クランピオーロの休日 〜 その2 行雲流水 | ミラノの日常 第2弾

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イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

クランピオーロ2日目。

 

朝日は拝めなかったが、7時半になんと山の上のくっきりとした月を発見。

 

 

アグリツーリズモの朝食。普段乳製品は控えているが、ここのは別格!

 

 

昨日は、湖の周りを歩いたが、今日は地図の赤いラインの部分であるジロ・デル・グランデ・エスト・ディ・デヴェロに挑戦。

 

 

ジロ・デル・グランデ・エスト・ディ・デヴェロは、アルペ・フォルノとアルペ・サンジャットの間にある広大な高地の草原へと到達するマウンテンバイクの旅程で、標高2000メートルを超える7km以上の高原に位置し、チーズ生産のアルプス牧草地が集中している。

 

ベテルマットは、ピエモンテ州が 承認した、保護区域内でマウンテンバイクが走行できる唯一のルートなのだそうだ。とは言え、非常に急な区間が25%を超えている、という。

 

村を抜けたところにダムがあり、昨年はそこから右の山へ抜けて行ったが、今回はダムまで行かず、近道で傾斜のある道を通って行った。振り向くと村が見渡せた。

 

 

少し上り切ったところで、昨日行った湖が見えて来た。水面に山が美しく映り込む「リフレクション」の光景は、風が弱く水面が鏡のように穏やかな早朝に見られというが、まさに神秘的な絶景であった。

 

 

標高2000m付近、往復約5時間、距離約7kmは、登山口の標高がすでに高く、アップダウンが適度にある「天空のトレッキングコース」に最適だと言う。レベルとしては、多分初中級者向けあたりであろうが、何せお昼ごはんに再びSおじさんのお宅へ行かなくてはならず、どれくらいの傾斜かわからず、遅れをとろうものなら、長女がうるさい!行くか、行かないか迷ったが、せっかくだから一緒に行った方がいいと夫に言われ、出かけることに。

 

実際は昨年のルートの方がきつかったくらいで、なんとか2222メートルの目的地までたどり着くことが出来た。

 

  
 
小屋の脇には、聖母マリア像が立っていた。

 

 

 

あちこちに湿原が広がっており、木道が整っているところもあった。

 

 

画像だとよくわからないが、傾斜が半端ではなく、マウンテンバイクのおじさんグループが、雄叫びを挙げながら、急斜面を自転車で走り降りて行っていた。相当気持ちがよいのだろうなあ。

 

 

Sおじさんのお宅でのランチは、海老のタルタルサラダ。海老が甘くてプリプリしており、下手なレストランで食べるよりも感動的であった。

 

 

キノコと海老のパスタ。これまた美味しくてお代わりをしてしまったほど!

 

 

食後は疲労と眠気が出て来て、お庭で休憩。

 

 

その後、前日行けなかった、魔女の湖と呼ばれる、Lago della stregaへ。

 

 

こちらにもマリア像。

 

 

村へ戻り、お御堂で感謝の祈り。50数年前にSおじさん夫妻は結婚式を挙げられたそう。

 

 

入り口に咲く、ヴィオレッタ。

 

 

アルプスといえば、エーデルワイス。オーストリアの高山植物であるが、「サウンド・オブ・ミュージック」では、劇中で祖国愛の象徴として非常に重要な役割を果たす。花言葉は、「勇気」、「忍耐」、「純潔」、「大切な思い出」。

 

 

そして、この村に来たら絶対食べなくてはいけない、と言われているヨーグルトとチーズのお店。

 

 

リンゴのソース和え。

 

 

この村の絶品チーズ「ベッテルマット(Bettelmatt)」。この地域に限られた高地アウペルゴ(夏の放牧地)でのみ伝統製法で作られる、大変希少な高級山のチーズ。昨年の夏に作ったチーズをお土産に購入。
 
 
 

 

 

 

 

流れゆく雲や水の中で過ごしていると、物事に執着せず、自然の成り行きに身を任せ、軽やかに生きていきたいものだとつくづく思う休日であった。