出発前の実家のつるなし朝顔。
一カ月半でかなり大きくなったが、葉ばかり成長し、しかも下の方は枯れ始め、花びらもくっついて上手く開花出来ないことがあった。ネットで調べてみると、水不足による乾燥や、朝の気温上昇による急激な水分蒸発、あるいは肥料の与えすぎ、と出てくるが、肥料の与えすぎは考えられないし、水不足もあるのだろうか…?と思うが、どうも手探りでの栽培であった。
出発までに種を収穫することは出来ず。9月に長男が戻って来るので、それまでに種が出来ることを期待しているが、どうだろうか?
こちらは、帰宅後の我が家の朝顔。
アパートの敷地内の水がまかれるあたりに置いて行ったので、水不足になることもなく、つるに残った開花の後を見れば、そこそこに開花していた様子がわかる。支柱を立てておかなかったので、そこらじゅうに絡まり付き、それを解して持ち帰ってくるのが大変であった。つるなしのハンギングタイプにするのが、結構かわいかったので、本来、つるは伸びるのだが、支柱なしで置いてみた。どうもつるは支柱などに触れることで、強く太くなるようで、そうでないと細いままのようだ。
薄紫色の朝顔は、光を受けてタマムシのようにきらめいて見える。これは、花びらの細胞に含まれる「アントシアニン」という色素と光の反射によるものらしい。
ところで、朝顔が咲く時間を決めているのは、朝の光ではなく、夜の光が当たらない時間なのだと言う。
夏の季節は、太陽が沈んでから10時間後が、ちょうど朝になると言う。つまり、朝顔の性質の一つに、朝顔に光が当たらない時間が約10時間に達すると開花させるという性質があるというのだ。朝の光は関係ない。不思議だ…。
ところで、出張先から戻って来た夫と、長女カップルと夕食を共にした。帰りに彼らを送って行ったついでにコーヒーをご馳走になり、ついでに朝顔も見せて貰った。
あまりにも成長し、開花させるので、彼は”basta,asagao!” 「朝顔よ、いい加減にしてくれ!」と独り言を言っていたと言う。笑
いやいや、これが夏の風物詩!数時間の命と言う儚さと、毎朝新しい花を咲かせる健気な姿に、言葉にできない深い愛おしさを感じるようになるのだよ!笑
赤紫、薄いピンクに、薄紫(水色?)と白の4色。ツルは天井まで伸びていたが、丁寧につるが絡まるよう、麻糸を張っていてくれていた。お裾分けした日本人学校や友人宅でも大きくなって沢山花を咲かせただろうか?
貰われて行った先々で、それぞれが元気に育ち、毎朝の挨拶や会話のきっかけが増えたら嬉しいものだ。つるがグングンと伸び、花を沢山咲かせる様子や、輪が広がっていく様子こそが、縁起が良いとされる「末広がり」なのだろうと今更ながら感じた。






