恵みの雨 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

出発前日。

 

なかなか荷造りを始め、家や冷蔵庫の片付けが進まない。

 

それよりもバルコニーの植木をなんとかしないと!アパートの敷地内で植物の水やりのため設置されているスプリングクラーの近くに、プランタや鉢を移動させた。

 

かと言って、我が家の植物全てを外に持っていくわけにはいかず、一部にかためた。そこは夫なり、子供たちに順番に水やりをしてもらわないといけない。

 

ところで、結局今年度最後の太極拳のクラスには行けず。


そして、午前中薬局へ出かけた。この1、2年飲み続けている骨粗鬆症の薬とビタミンDとコレステロールの薬だ。金曜日にホームドクターの秘書の方に処方箋を出してもらったが、土曜日は開いている薬局を探している時間がなく、気づいたら月曜日…ビタミンDだけ店頭になかった。

 

午後配達されると言うし、閉店時間も19時半と言うので、ギリギリ間に合うか?かけであった。

 

シッターの仕事も夏休み前は今日が最後。習い事がなかったので、幼稚園の最終閉園まで子供たちを置いておけばよい。翌日のスイミングスクールのバッグの準備。飲み水は持っていってもすぐに飲み切ってしまうので、プール脇の給水所で汲んでおくことが必須、とママさんには説明しておいた。


子供たちが幼稚園から帰宅し、一緒にトランプゲームをした。今日はUNO。もうすぐ6歳になるツインズたちのがすごいのは、絶対私を勝たさせない様邪魔するのだ。敢えてリバースにして私に番を与えなかったり、カードを多く取らせようとする。笑


遊びに夢中になってくると、私のことを「ノンナ!」(おばあちゃん)とか「マエストラ!」(先生)と言い間違える。爆 


そろそろ時間か!と思ったら、窓の外は嵐!あらっ天気予報も雨天45%が当たったわね。しかし、窓がガタガタ、向かいのアパートの屋上も家の植木が揺れまくっている!あっ傘....と思ったが、日傘持ち歩いていたんだわ、と思い出した。


雨でバスが遅れたら薬局に間に合わない!それだけが気が気でなかった。


子供たちと抱き合って挨拶し、大急ぎで地下鉄の駅へ走った。地下には雨で地上に上がれない人たちでいっぱい。


地下鉄はスムーズに行き、乗り継ぎもバスもタイミングよく来た。


薬局お願い、閉めないで〜!予定通りだと閉店の1、2分前には着くはずだが、客がいなければ早く閉めてしまう可能性もある。


停留所の2つ前あたりで、薬局に電話し、「薬を予約している者だが、明朝日本に発つので、どうしても持って行かなくてはなりません。今バスに乗っており、◯×通りを通過し後一駅で着きます。閉めずに待っていただけますか?」と懇願した。


先方は一瞬、言葉に詰まったようだが、「ヴァ・ベーネ」いいでしょう、と言われ、バスを降りて猛ダッシュ。


雨は止んでいた。支払いを済ませると「ブオン・ヴィアッジョ!」(良い旅を!)と言われた。


薬の処方箋といい、本来は少し早い依頼だったのだが、快く受けやはり「ブオーネ・ヴァカンツエ!」(良い夏休みを!)と言われた。


そういうところ、イタリア人って素敵だな。


久々の雨で気温も少し下がった。中庭やバルコニーの植木たちも十分の水を浴びていた。


それにしても荷造りが....苦笑。