猛暑のミラノである。
海にも山にも行っていなくても、日に焼けている。
夏になると黒いアームカバーやサンバイザーで日焼け対策をする日本の女性から見たら、こんな紫外線の強い場所を、肌を出して出歩くなんてとんでもないことであろう。
欧米では、「日焼けした肌=健康的で裕福(バカンスに行ける証拠)」とされることが多く、また実際山や海に行く前から家のテラスなどで日焼けする人も多い。私もそうであった。
ところで最近偶然会った数名の日本人の友人たち。皆真っ黒に焼けていた。「どうしたの?仕事でどこかに行っていたの?」と聞くと、皆口を揃えて「ミラノ焼けよ!」と言った。皆さん、職業は観光ガイドさん。そりゃあ日中、時間関係なくお客様を連れて街中を歩いているから、焼けないわけがない!
1人「私、お腹も黒いのよ」と言うから「えっまさかヘソ出しルック?」と聞くと「腹黒いのよ」と言われ、大笑い!爆
実際、夏でも長袖や丈の長い伝統衣装を着用しているイスラム教徒たちは、猛暑や乾燥、砂ぼこりから体を守るための優れた知恵なのだと思うが、見ただけで、体に熱がこもりそう?!
とはいえ、実際猛暑の服装は気温で使い分けするのが1番らしい。
30-35度くらいならば、肌の露出を多くして熱を発散。風通しがよく、もっとも快適に過ごせる。
それ以上の場合は、長袖で直射日光を遮り、体温以上に上昇した外気から熱を吸収するのを防ぐ。
麻や綿など通気性の良い素材を選ぶのが重要。
とはいえ、最高気温が35度と予報されてもアスファルトの照り返しなどで体感温度は更に高い。暑さは耐えられないものがある。日本よりはましとはいえ、ミラノは元運河の街で、蒸し暑い。
そしてとにかく、日が痛いのだ。日焼け止めを塗っていても、軽いやけどと同じ状態。個人的にここ1-2年、夏はバリア機能の低下で肌(顔だけ)がカサカサ状態になり、ひどいと炎症を起こしヒリヒリ、赤くなり、更にはセルロイド化したか?と思うほど、厚く硬くなってくるのだ。
考えてみれば、先月暑い午後、野外でやった子供向け折り紙や書道教室の日からおかしくなったのであった。一度は落ち着いたのだが、今週あたりから悪化。
本来、紫外線は人体にとって欠かせない役割を担っている。
その一つが「ビタミンDの合成」。紫外線を浴びることによって、体内でビタミンDが生成され、骨の健康や免疫機能の調節にも重要なのだが、適度な量、そして強すぎる紫外線は危険でもある。
年を重ねて行けば、しみ・そばかす、しわが出てくるのは普通である。けれど、一般的に肌は強いと思っていたが、こうも肌トラブルが続き、しかも顔に出るのは耐えがたいものがある。
最近日傘をさしている男性を2人見かけたが、2人とも日本人か韓国人のアジア系であった。意識高い系?!笑
私も日傘を用いているが、友人に貰ったもので外側は白系で内側がシルバー。熱を反射して木陰のような涼しさを生み出す効果が高いようだが、実際内側が明るいと地面からの照り返しが傘の内側で乱反射してしまうため、顔まわりの日焼け対策を重視するならば、内側は「黒」のタイプを選ぶと効果的らしい。
紫外線をいかに防御するか?!甘く見てはいけないと今更ながら痛感している。
紫外線環境保健マニュアル
https://www.env.go.jp/chemi/uv/uv_pdf/02.pdf