
空手仲間に、日本語ペラペーラで空港勤務の友人がいるが、先日、職場にGuardia Finanza(財務警察)が来て、急に通訳を頼まれたと言う。
後から、ニュースを調べたら、出て来た!
タイ経由でミラノ・マルペンサ空港に入国した日本人の手荷物からマリファナが発見され、逮捕されたと言う。本人たちは「知らなかった」と言っていたそうだが、いわゆる「運び屋」だ。
どうもバンコクでの取り締まり強化を受け、大麻の新たな密輸ルートのようで、この1カ月たらずでなんと日本人の若者が4人も逮捕されている。しかも一人当たり14キロの大麻を所持していたと言うのだ。
取り調べでは、黙秘権を行使することも出来るようだが、どうもイタリア語はもちろん、英語も出来ないと言う話。通訳が入るのだろうか?
ところで、調べてみたら、タイでは、2026年4月より、医療用途としての医師の処方箋がある場合にのみ大麻の使用が許可されている。
いずれにしても、違法ルートでどこかの目的地へ流れるのであろう。以前から日本人の運び屋はいるようだが、北イタリア経由の密輸ルートではなかったようだ。
最近まで予想さえされていなかった大麻の「日本ルート」。さらなる展開の始まりに過ぎないのでは?と新聞に書かれていた。
たとえ、何を頼まれたかを知らなかったとはいえ、「運び屋」として運搬に加担する行為は、法律によって厳しく禁じられており、重い刑事罰の対象となってしまう。
「見知らぬ人に声をかけらても、付いて行ってはいけない」、と子供のころから親に言われたことがあるだろうが、「荷物を運ぶだけで高額な報酬がもらえる」「中身は衣類や書類」という誘いも、違法薬物の運び屋として利用される典型な手口であろう。おかしい?と思わなきゃ。
イタリアの刑務所に長期間拘束され、日本に帰国しても日本の法律(大麻取締法)に基づき、国外犯規定によって処罰される可能性だってある。
SNSを通じた「闇バイト」や知人からの依頼をきっかけに、本人が意図せず犯罪に巻き込まれるケースが多く確認されている。
また、洋服の買い付け」や「運び屋」と称した免税制度を利用するアルバイトは、脱税や関税法違反などの犯罪に加担するリスクも多いので要注意だ。