空手を始めて11年目。その前は太極拳(楊式)を5年ほど習っていた。
教室を離れてからも数回、太極拳のマエストロと公園で練習することが数回あった。
現在、空手で他流の型や型の分解の理解を深め、そういえばこの動き太極拳であったわ、と思い出したり、やはり弾力性のあるしなやかな強さに憧れ、以前のマエストロに再び教えてくれないか問い合わせていたが、もう教えていないと言われてしまった。
友人から週末公園で太極拳をやっているグループがあり、たまに扇を使ったり、そしてそこに来ている日本人の年配の方が先生より上手い、と聞いており行きたかったが、どうしても場所や時間帯など物理的に難しく、色々探したが、条件に合う教室がミラノに見つからなかった。
しかし、ひょんなことから金曜日に空手で利用している施設が、イタリア人の友人に「あの太極拳をやっているところでしょ?」と言われ、そうなの?と驚き、調べてみると、これほどまでにも私の条件に合うところはないわ‼︎と発覚‼︎灯台下暗し。
日中だったら仕事前に、夜だったら仕事が終わってからちょうど良い時間にクラスがあり、なんといっても、空手の無い日ばかりの練習日であった。(だからといって、流石に夜は空手の稽古以外の日は直帰したい!)
年末に、早速教室に連絡を取った。経験はあるとはいえ、もちろん初心者のつもりでいたが、既に今年度のクラスは始まっているし、型を覚えるのは難しいので、来年度に予約をするか、初心者クラスを見学しますか?という返事があった。即答で見学希望を出し、年始の最初のレッスン日に参加させて頂いた。
見学だけ...?しかし、クラスが始まってから入会してくる人がいると、なかなか足並みがそろわないし、教える方は大変だ。
13時ちょっと前に続々と人が入って来た。私が習っていたころは、私以外は皆60歳台、70歳台の女性で集まっても5人くらいしかいなかったが、こちらには10人以上いるではないか!年齢層はやはり40~70歳台と幅広そうではあったが、女性よりも男性が多くて意外であった。
ちょうど昼休みの時間で仕事の合間の人もいるようであった。彼らは鄭子太極拳というもので、多少違うが私が習っていたよりも短縮型である。見ていたら、段々記憶が甦ってきた。
以前のマエストロは見様見真似で覚えさせるやり方であったが、こちらの先生は、足や各体の部位の角度を細かく指示し、また各技の意味を説明し何度も繰り返した。普段の癖か?周りの人の手足の角度やら重心がずれていたりすると直したくなってしまう。爆
私は以前習っていたものとは、多少足幅や手の角度が異なるようであった。骨盤は床に対し垂直で、気を丹田に落とし、肩や腕の力を落とす。脱力の中に粘りのある鋭い動き、身体操作、空手に活かしたいものが沢山詰まっているではないか!自分の体に向き合う時間。めっちゃくちゃ楽しい!
断られる覚悟ではいたが、本当は中途入会は取らないんだけどね...としぶられつつも、貴女は良しとしましょう、と入会許可を頂いた。嬉しすぎる‼︎
とはいえ、かなりエネルギーを使ってしまったのだろうか?午後は仕事中眠くてたまらなかった。笑
そして空手への意欲も倍増だ。 私は技以前に身体操作の重要性を追求したい。
あー楽しみ!
今日の一句
ゆっくりと 動いて体も ストレス軽減
