今が旬 〜 ザクロ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 
多様な栄養成分を含み「スーパーフード」として知られるザクロ。その効果効能は古くから知られ、薬用として珍重されてきた。
 
しかし、小学生の頃に読んだ漫画雑誌「なかよし」に掲載されていた高階良子著の「赤い沼」の「ザクロは血の味罪の味」という表現が強烈すぎてどうしても食べられなかった。笑
 
この表現は仏教説話に由来するものだそうで、鬼子母神が子を食べる鬼だった頃の罪の意識や、ザクロがその象徴として用いられるようになったことから来ているのだそうだ。これは、子を食う鬼であった鬼子母神が、仏によって改心させられ、安産の守護神となった伝説に基づいていると言う...。
 
ところでトルコに行った時、ザクロのジュースがあちこちで売らてており、またイタリア人ママとの持ち寄り食事会の際、ルーコラのサラダにザクロの実が和えられており、そこに鳥の唐揚げが盛り付けられていた。こう使えば良いのか!と思ったのであった。
 
前置きが長くなったが、今日シッター先からクレモナの家の庭に出来たというザクロを頂いた。何も手をかけていないが、次から次へとすごい量の実が出来るのだそうだ。
 
ちなみに、ザクロの花はこちら。5月から7月くらいに開花する。
 

 

ザクロの花言葉は、花、実、木など部位によっても異なるという。

 

花全体: 「子孫の守護」(多くの実がなることから子孫繁栄の象徴とされる)

花: 「成熟した美しさ」「優美」(鮮やかな色と形に由来)

実: 「結合」(ぎっしりと詰まったたくさんの種に由来)、「愚かしさ」(ギリシャ神話に由来)

木: 「互いを思う」(花言葉は部位によって意味が異なる場合があるため、全体としては「互いを思う」という意味合いもある) 

 
考えてみれば、ザクロの実は今が旬。スーパーやメルカートでもよく見かける。
 

ザクロとは、現在のイラン周辺の山岳地帯を原産とする植物。紀元前1万年頃には栽培が開始されたと考えられており、紀元前3,000年頃の文献にも登場してくる。

 

日本には、平安末期から鎌倉時代に伝わったといわれているが、「古事記」や「日本書紀」にもザクロに関した果物や名前がでてくるところもあるらしく、ということは既に奈良時代にはあったのか?ということになる。

 

「スーパーフード」と呼ばれる所以としては、ポリフェノール、ビタミン、ミネラルが豊富なのだそうだ。主な効果として、高い抗酸化作用による美肌やエイジングケア、むくみや高血圧予防につながるカリウムの働き、疲労回復効果などが挙げられる。

 

また、アンチエージングということで、自ら気にするようになったのか?よくわからないが最近よくザクロ成分を配合した化粧品を見かけるようになった。女性ホルモンに似た作用を持つ植物性エストロゲン様成分や、ビタミンC、ポリフェノールなどの美容成分が豊富に含まれており、保湿、エイジングケア、肌のバリア機能強化に効果が期待できるんだそうな。使ったことないから知らんけど!笑

 

こんなに頂いちゃってどうしようか?とりあえずはジュースにしてみよう。

 

今日の一句

甘酸っぱい ルビーのような ザクロの実