夏休みが終わり、仕事と空手の稽古が復活し、あっという間に10月に入ってしまった。
毎回助走ではなく、いきなりロケットスタートなのだから、この生活いくつまでできるのだろう?と真剣に考えてしまう。しかも、シッター先の子供たちはパワーアップしていくばかり…習い事も先週から始まり、今週はスイミングも再開。
あまりにも毎日が、一週間が、そして1カ月が早すぎる!週末も何かと予定が入っており、頭も体もフル回転!
フル回転だからこそ、頭を一度「無」にしないと、心も体も付いて行かなくなってしまう。
そんな時、ロザリオのグループから非常に興味深い記事が送られてきた。
10月はカトリックでは「ロザリオの聖母月」とされ、毎日意向、とりわけ平和のためにの祈りをささげるよう促している。
祈りも、頭の中では理解していてるつもりでも、(何事にも言えることだが)それが「習慣的」になることで、「機械的」になってしまう危険性もある。それ別の角度からどう捉えるか?が重要であろう。
頭の中の声を静め、「考える」ことから一歩身を引き、神の前でただ「在る」ことへと私たちを導く道。
それがロザリオ。
思考の迷路に迷い込み、出口を見失っているとき、ロザリオはやさしく手を引いて、その迷路の外へと連れ出してくれる。
そういえば、先月、巡礼でミラノにいらしていたO神父様。ミラノから巡礼グループから離れ、個人でご旅行をされてから帰国されたが、「しばらくデジタルデトックスします」、とおっしゃり、SNSの発信をストップされておられた。それは決して、ネット依存ということではなく、過剰な情報や刺激は、時にストレスとなり、脳や体に疲労を与えてしまう。脳と身体をリセットするために、電子機器から少し離れることも必要なのだろう。また、日々の身近な生活における幸せを感じやすくなることもできるはず。
気が付けば今年も残すはあと3か月を切ったが、何かと年末が近づけば近づくほど予定が入る。個人的にもかなり予定がいっぱいで、忘れてはいけないTo do listのチェック項目が多くてびっくり。
なかなか頭が休まらない。しかし、立ち止まることで感じることもあるわけで、こまめなリセットが重要となる。そのためには体の疲れを残さない様、睡眠も大切で、人に振り回されない、予定に振り回されないことも重要なのだが、「再生」…それが祈りなのかもしれない。
数日前に、喉のイガイガがあり焦ったが、プロポリスをばしゃばしゃスプレーし、マスクをして夜の0時前にはベッドに入るようしていたら、悪化せず落ち着いた。
2025年最後の3か月を丁寧に過ごそう。
今日の一句
立ち止まり 秋の恵みを 感じてみよう
