モヤモヤ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

最近なんとも言えないない「違和感」や「嫌悪感」に苛まれている。これはなんなのだろうと考えていた。

 

毎朝、日本のドラマをタイムリーに見ていて、これだわ!とモヤモヤしている心をバッサリ切ってくれたセリフ!

 
「ほんまに国会議員ゆうがは選挙中は国民のためにって耳にタコができるばあ言いゆうくせに、当選したら自分のためにしか動かんがやき!」(あんぱん82話)
 
「政治は貧しい人、恵まれない人にこそ手を差し伸べないといけない。それが原則です。戦災孤児はまず国が面倒見ないといけない」(あんぱん83話)
 
「貧しい人」とは、「弱者」全体に言えることだろう。
 

ところで、日本に住んでいないので、ワイドショーなどは目にしないが、SNSなどで入ってくる選挙関係の動画云々...差別心や憎悪を煽られる人、暴力的になる人がやたら出て来たと言うこと。今始まった事ではないだろうが、日本国内には、深い怒りと悲しみ、怯えが生まれたように思える。

 

先日「パンとサーカス その3」で、まずは、選挙に行こう。まずはともかく投票しよう、と書いたが、権力者が国民の不満をそらすために、安易な政策や娯楽を提供し、その場で盛り上がっているだけのように感じてしまうのは私だけだろうか?

 

まあこう言う事を書くと、海外にいる分「反日」「非国民」と思われてしまうのか?でも日本に期待して在外投票してるんですが....

 

海外にいても日本人は日本人。しかし、在外邦人は、個人によっても様々ではあるが、日本を離れて暮らすことで、日本に対する愛着や郷愁を感じる一方で、日本の社会や文化に対する違和感や批判的な視点を持つこともあれば、両者の間で葛藤を抱えることもあるだろう。

 

とは言え、長い間イタリアに住んでいて、「イタリア人ファースト」として、公的機関で冷遇された、とか学業、医療云々、で差別を受けた記憶はあまりない。(もちろんたまにアジア系をバカにする若物に遭遇することもなくはないが、きっとそう言う人は親もそうか、きちんと教育を受けて来ていないんだなあ、と思うようにしている)もちろん言葉の面で、イタリア人と同等の扱いをされることで、何を言われているかわからなく(医療関係や納税等お役所関係の手続きはお手上げ)って困ることも多い。しかし、こちら側の努力も必要だが親切な人が多いのは、本当にありがたい。

 

日本のダイバーシティへの不寛容さは、特にその多様性を構成する属性の中で、「女性」「年齢」「外国人」の属性に絞られやすい。日本はどんどん世界に置いてきぼりにされていくのではないだろうか。

 

あー、やっぱりモヤモヤは消えない...。


今日の一句

声あげて 国民主権も どこ吹く風

 あゝモヤモヤ あゝモヤモヤ