真夜中の 〜 その23 筍料理 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

友人から筍を頂いた。

 

アスパラガスのように細い筍だが、新鮮なうちに下茹でして保存が1番だと言う。筍は収穫直後からアクが増していくのだそうだ。

 

 

えーいつやるの?

 

って今でしょう?と言うことで、いつもの如く、夕食後一段落してからの真夜中の作業。

 

皮を剥いていったら、竹化しているものや、剥いても、剥いても何も出てこないものも多く半分以下になってしまった。

 

下準備を調べたら、糠や重曹であくぬきをするとあったが、こんなに細ければ、特にその必要もなかった。しかも、1時間くらい茹でると友人に聞いていたが、実際2-30分で柔らかくなった。

 

ちなみに、こんなに細い筍のことを「淡い竹」と書いて「淡竹・はちく」と読ぶと言う。字のごとく、やはり味も繊細で柔らかく甘みがあって食べやすいそう。みずみずしくシャキシャキとした食感が特徴。アクが少ないため取れたての新鮮なものは生でも食べられるそう。

 

 
 
一般的な筍であれば、多くて食べきれない場合が多いし、あらかじめ保存食にした方が良いと言う。水に浸しておけば数日から1週間程度は保存可能。また刻んで薄味で下煮しておくと、日持ちするだけでなく、さまざまな料理にアレンジできて便利。
 
しかし、この量だったら、やはりすぐに調理してしまった方が良いだろう。今夜は筍ご飯だ!と思っていたが、長男次男は不在。夫も急に外食すると言い出し、調理できず。
 
いつするの?やっぱり今でしょう?
 
二晩続けて真夜中の筍調理。あ~いい香り!

 

 
うふふ、明日は筍ご飯のおにぎりをもって出かけよう!
 
今日の一句
筍は 旬が短く すぐ竹になる