Habemus Papam‼︎ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

フマータ・ビアンカが出た途端、地元パロッキアのグループチャットにニュースが入った。

 

はっきり言ってもう仕事どころじゃない!苦笑

 

早く帰らないと...定時になってすっ飛んで帰ったが、途中地下鉄の中で正面にいたアメリカ人らしき女性が携帯電話を見ながら泣き出した。

 

どうしたんだ?

きっと同じ車両の人たちは、同じ映像を見ていたのではないか?「レオーネなんとか...」と聞こえた途端、友人から「アメリカ人?!」とメッセージが来た。

 

まじかー?!

 

イタリア人推しでメディアは盛り上がっていたので、一瞬皆驚いている感じがしなくもなかった。

 

また、あまりにも映画の影響か?世界中が盛り上がるのはいいが、人気投票ではないのだ。これは、信仰の問題であり、私たちは皆、神が望む教皇が選出されることを望んで来た。私たちは聖霊が彼を見つける手助けをしてくださると信じて来た。なので、メディアがハリウッドのコンクラーヴェのごとく騒ぎ立てるのに非常に違和感を感じていた。

 

話は基、初代 アウグスチノ修道会会師である教皇Robert Francis Prevostは、もうすぐ70歳。「 レオ14世」と名乗られる。前司教総監の彼は、午後6時7分に選出され、史上267人目の教皇となられた。

 

 

帰宅してから、パパ様の初演説を見た。ご自分で全て準備されたものらしい。

 

以下、訳文。

 

“La Pace sia con tutti voi!!”

「平和が皆さんと共にありますように」

 

親愛なる兄弟姉妹の皆さん。

これは、復活されたキリストが最初に発せられた挨拶です。ご自分のいのちを神の羊の群れのために捧げられた、善き羊飼いの言葉です。

 

私も、この「平和の挨拶」が皆さんの心に届くようにと願っています。ご家庭に、そしてどこにいる人々にも届きますように。すべての国々へ、すべての地へ、皆さんに平和がありますように。

 

これは復活されたキリストの平和です。武力によらず、心を打つような謙虚で忍耐強い平和です。それは神から来る平和、私たちを無条件に愛してくださる神からの贈り物です。

 

今もなお、私たちの耳にはあの声が残っています。ローマで祝福を送ってくださった教皇フランシスコの、かすかながらも勇気ある声です。あの復活祭の朝、世界中に向けて平和を願い、祝福してくださったあの声。

 

私もその祝福に続きたいと思います。神は私たちを愛しておられます。神は、すべての人を愛しておられます。そして、悪は決して勝利を得ることはありません。私たちは皆、神の手の中にあります。

 

だからこそ、恐れることなく、神と手を取り合い、また互いに手を取り合って、前に進みましょう。私たちはキリストの弟子です。キリストが私たちの先を行かれます。

 

世界は今、キリストの光を必要としています。人類は、神の愛に触れるための橋、キリストを必要としています。

 

どうか皆さんも助けてください。そして、お互いに助け合って、対話と出会いによって橋を架け、共に一つの民となって、常に平和のうちに歩みましょう。

 

教皇フランシスコに心から感謝いたします。

 

そして、私をペトロの後継者として選んでくださった枢機卿の兄弟の皆さんにも感謝いたします。皆さんと共に、一致した教会として、常に平和と正義を求め、恐れることなく、キリストに忠実な人々として共に働いてまいります。福音を宣べ伝え、宣教に生きる教会として歩みます。

 

私は聖アウグスチヌスの子、聖アウグスチノ修道会師です。アウグスチヌスはこう言いました。「私はあなたがたと共にある時にはキリスト者であり、あなたがたのためには司教である」。この言葉の精神で、私たちは共に歩んでいくことができると信じています。

神が私たちに備えてくださった故郷(天の国)へと向かって。

 

ローマの教会へ、特別なご挨拶を送ります。私たちは共に、宣教する教会となる道を探していきましょう。橋を架け、対話を大切にする教会、すべての人を受け入れる教会に。

 

このサン・ピエトロ広場のように、誰に対しても両腕を広げて迎え入れる教会に。私たちの慈しみ、存在、対話、そして愛を必要としているすべての人のために。

 

少しだけ、私からの挨拶をスペイン語でも。

とりわけ、私の愛するペルー・チクラヨ教区の皆さんへ。皆さんは、司教である私と共に信仰を分かち合い、多くの恵みをもたらしてくださり、キリストに忠実な教会であり続けています。本当にありがとうございます。

 

ローマ、イタリア、そして世界中のすべての兄弟姉妹の皆さん。

 

私たちは、「ともに歩む教会(シノドス的な教会)」でありたいと願っています。常に平和を求め、愛を求め、苦しむ人々に寄り添う教会でありたいと願っています。

 

今日は、ポンペイの聖母に祈りを捧げる日でもあります。私たちの母であるマリアは、いつも私たちと共に歩み、そばにいてくださいます。そして、その取り次ぎと愛をもって助けてくださいます。

 

それでは、皆さんと共に祈りたいと思います。この新しい使命のために、そして全教会のために、世界の平和のために。マリアから特別な恵みをいただけるよう、共に祈りましょう。

 

Ave, o Maria, piena di grazia,
il Signore è con te.
Tu sei benedetta fra le donne
e benedetto è il frutto del tuo seno, Gesù.
Santa Maria, Madre di Dio,
prega per noi peccatori,
adesso e nell'ora della nostra morte.
Amen.

 

 

 

 

明日早速午前11時よりシスティーナ礼拝堂にて枢機卿たちとミサが行われる。そして、5月11日(日)12時、サンピエトロ大聖堂のロッジアよりレジーナ・コエリ の祈りが行われる。

 

 

この困難な時代に、ピエトロの後継者を導いてくださった神に感謝!また、パパ・レオーネのために祈りましょう。

 

今日の一句

喜びに 心弾ませ 救いの泉から水をくむ