フォーリサローネ 2025 〜 その2 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

開催期間が7日とはいえ、仕事の合間を縫ってフォーリサローネを回るには限界がある。しかも、先週シッター先の長男が怪我をして毎日家におり、両親の仕事次第で、朝から呼ばれたり、午後一からだったりと、私の勤務時間もバラバラで、しかも家事も溜まる一方。そして夫が長い出張から戻り、今までは適当にマイペースで食べていた夕食も、準備に時間を取られる...
 
時間配分を考えながら、最低限回りたいところをチェック。仕事前に、長男が仕事で掛け持ちをしているブースの一つに顔をだしてきた。
 
日本の株式会社コーネル。

 

 

開発されたばかりの眠りを持ち運べる服・ZZZN SLEEP APPAREL SYSTEMを試させていただいた。

 

先進の健康技術の統合で睡眠の質を向上させるという新たな睡眠ウエア。宇宙服みたいね、と言ったのだが、生体データモニタリング機能を活用し、音響・照明演出によって入眠と覚醒をサポートするのだと言う。デザインは、日本古来の防寒着「夜着」を現代の睡眠環境に合わせて再解釈し、快適性と携帯性を両立した設計に。中わたには遠赤外線効果のある光電子繊維を採用しているそうだ。


このウエアを身につけ5分ほど横になるのだ。かすかに外の音はするものの、ヘッドフォンからは、心地よい音がした。着用者のストレス値の変化に合わせて、入眠しやすい周波数帯域の2種類の音楽が流れるというが、音楽であったかどうかの記憶はさだかではない。

 

もうストレスがたまりにたまっており(!)しかも、その日は朝から片頭痛があったので、横になり、目をつぶり全身の力を抜くよう注意した。本当にふと眠りに落ちそうになったが、入眠時に最適な赤色灯照明によって、最適な睡眠環境を提供するという。また覚醒時には、心地よく起きられる楽曲と、目覚めを促す青色照明が作動し、着用者に快適な起床を促すのだそうだ。

 

始めの説明では、母親のお腹の中にいる胎児のような体験が出来ると聞いたが、実際胎児であった記憶がないのだから、よくわからないが、体重の力が抜け、カチカチだった体や頭の緊張感が抜けたような気がした。その後のドリンクサービスはありがたかった!

 

  
 
その後、エルメスの前を通った。意外に簡単に入れそう?と思ったがそんなはずはないだろう…とにかく30分くらいの余裕しかなく入らず。

 

 

S.Simpriano教会。ここでグッチのインスタレーションがあったのでは?と思ったら脇の広場だった。

 

 

 あらら、凄い人...。

 

 やっぱり無理!

 

夕方、仕事が終わってから、友人のいるViaTortonaの展示場・bud brandにお邪魔してきた。

 

「つぼみ(bud)+綺麗に咲かせる(brand)」ということで"budbrand"。才能あふれる次世代のクリエイターたちが集合し、今年は「木 × ○○ =」をテーマに、”木”の可能性をひろげるエシカルなプロダクトが出展されていた。

 

 

 

『木』と別の素材『〇〇』を掛け合せることで、新たな可能性が生まれ、人の暮らしを豊かにする、という発想。意外に面白いものがあった。

 

 木に熱を加え編み込んだ形に仕上げるそうだ。

 

 指や爪先のカバー。落花生の殻は、指にフィットするのか?と思っていたら、これは爪裏に接着でとめるのだそうだ。

 

こちらは絵馬。

 

説明がありません

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組子細工の絵馬は可愛らしく、また縁樹と呼ばれる組子細工によるインテリアアイテムは、実はこういった組子細工は飛鳥時代から続くものだそうで、やはり日本人のDNAがそう感じさせるのか?懐かしさを感じるものがあった。ちなみに、幾何学的な模様には、魔除けや祈願などの願掛けや縁起を祝う意味があるのだそうだ。
 
仕事の前後に大急ぎで、フォーリサローネを散策。さすがに疲れたが、目の保養であった。
 
今日の一句
見るだけで 心豊かに フォーリサローネ