ここのところ、なんだかんだ慌ただしく、またシッター先の子の1人が怪我で園を休みずっと自宅療養なので、日によっては朝から1日仕事。なんだかんだ寝不足で疲れの取れない日々であった。
ゴスペルの師匠が、現在日本でワークショップを開催中のため不在。メンバーで自主練という名のランチ会?苦笑 ミサは前日の晩、参列していたので気兼ねなく出かけられたが、持ち寄りメニューがなかなか決められなかった。
もう毎日予定がいっぱい。どのタイミングで何を作ろうか考えていたが、決まらない。皆メニューが重ならないようリストアップされていたが、うーん困った!
前夜友人宅に呼ばれていたが、直前になって買い物を頼まれ、彼女の家の近所のスーパーで買い物。そこでチャチャチャと見繕って、帰宅後12時から調理。苦笑
料理名は知らないが、チャチャっと簡単、栄養いっぱい、意外な味で私は好きな一品。
過去に数回、レシピを紹介したことがあるが、フランス人の女友達に教えてもらった紫キャベツと栗(甘栗)の料理。
紫キャベツの千切りに、青リンゴの薄切り、ベーコンの薄切り、そして蒸した栗を鍋にいれ、コップ1杯の水で蒸すだけ。べーコンの塩加減と青リンゴの甘酸っぱさ、そして栗の甘みでなんともいえないハーモニーなのだ。
紫キャベツはイタリア語では、Cavolo nero、黒いキャベツといわれるが、実際は紫。いずれにしても、調理していると、色がつきやすく、煮汁もまっ紫。気づくと爪先が真紫!
この色素、抗酸化作用が強いアントシアニンで、実は、煮汁は酸性、アルカリ性を判別するリトマス紙のような機能があり、酸性のものを加えると赤くなり、アルカリ性のものを加えると緑色になるというから、あらっ不思議。酢を加えると赤くなるので、酢漬けは綺麗なピンクになる。
また、ビタミンCとKが含まれており、ビタミンKは血液の凝固促進や骨の形成に貢献。そして、紫キャベツはビタミンU、つまりキャべジンを含む。胃腸薬にも同じ名前があるが、胃や十二指腸などに対する抗潰瘍作用があり、潰瘍の予防や治療に非常に高い効果があるとか。また、先日蕪にも大根同様ジアスターゼが含まれていると書いたが、このキャベツにも多く、でんぷん分解酵素で消化を助け、胃酸過多、胃もたれ、胸やけに効果的とか。
今日の一句
紫キャベツ アントシアニン 抗酸化力
